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「とりあえず水飲んで」
「やだ」
「やだじゃないよ、明日何時？」
「おふ」
「絶対嘘じゃん」
「ほんと。しんたろうにきいてみて」
「なんで慎ちゃんなの」
グループ違うでしょうが。まあいいや、あとで聞いとこ。普段お酒弱いから飲まないくせに今日はどうしたんだろう？１年に１回の奇跡の日はだいぶ前に過ぎたはずだし。２日酔いにならないように何か薬を、と思って立ち上がると紫耀に上目遣いで手首を掴まれて連れ戻された。
「紫耀？」
「ここいて」
「どうしたの」
そう聞けば無言で抱き寄せられた。
何か嫌なことでもあったんだろうな。
「お疲れ様。頑張ったね」
「…………」
トントンと背中を叩くと、より一層強く抱き締められた。多分ビンゴ。何も喋らないときはそういうとき。オデコや目元、顔全体を私の肩にスリスリと寄せてしばらく紫耀の温かさに包まれた。
「元気出た？」
「まだもうちょっと」
「うん、」
たまには弱気な紫耀も可愛いなあ、なんて思っちゃったり。甘えることをしなくなってきたからちょっと寂しかったし。
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設定タグ：平野紫耀 , King&Prince
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まきこ(プロフ) - 全部のお話すごく好きです！！甘えてくれる紫耀くん可愛すぎますね！またいろんなお話読めるの楽しみにしてます^ ^ (2021年2月14日 8時) (
レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠夢
| 作成日時：2021年2月7日 1時
