第5話 ページ24
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夢主side
彼女と別れ、ベロア素材の雰囲気あるソファに彼と並んで座る
ど、どーしよう…何話せばいいなかな…っ
緊張のあまり、俯いて口を噤んでしまう
ころん「そんなに緊張しないで…?大丈夫だから。キミ名前なんて言うの?」
A「あ…Aです…」
ころん「へぇ〜、Aちゃんって言うんだっ!可愛い名前だね」
ドキッ…
A「あ、ありがとうございます…//」
どうしよう…
ただ名前を褒められただけなのに…
彼にとってはそんなの決まり文句のような物の筈なのに…
私の心臓は早鐘を打つばかり…
ころん「ね、なんか呑む?」
A「…お、お気遣いありがとうございます…。えっと…じゃあ………カシスオレンジに、します」
ころん「お、カクテルにするの〜?じゃあ僕はお洒落にワインにしよっかな〜」
そう言って彼は注文を取ってくれた
ボーイさんに何か耳打ちしてたみたいだけど…
何を言ってたんだろ…
ころん「ね、此処に来るのって初めてなんでしょ?もしかして…こういうお店自体初めてだったりする…?」
A「…はい…友人に誘われて…来てみたんです…//」
ころん「そうだったんだ……初めてが僕で…なんか嬉しいなっ…//」
ドキッ…
少し照れたように笑う彼はどうしようもなく可愛く見えてしまった
ころん「ねぇ、1つ聞きたいんだけどさ…どうして僕を指名してくれたの…//?」
そう言って脚がくっつくくらい距離を縮め、私の手の甲をなぞり始める
ハートを描くようにして優しく触れるからゾワゾワした変な感覚に陥る
A「…そ、それ…は…っ……//」
うぅ…
カッコよかったから…とか、、恥ずかしくて言えないし…っ//
こう言う所に来る子はきっとそんなこと平気で言えちゃうんだろうな…っ//
恥ずかしがって中々答えを出さないでいると…
ボーイ「失礼します。お待たせいたしました、カシスオレンジとワインでございます」
A「…あ、ありがとうございます…//」
タイミング良くボーイさんが来てくれた
もうこうなったらアルコールを少し入れて感覚を麻痺させれば…!
そう思って目の前に置かれたカクテルを一気に飲み干す
ゴクゴクゴクゴクッ…!
隣にいた彼も私の行動には驚いたようだ
プハァ…!
…あれ…
何…こ、れ…
なんか頭が…ふわふわ…する〜……
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Ayuna(プロフ) - ネコ日和。さん» ありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ.ᐟえへへ、そう言って貰えて嬉しいです(照)また素敵な設定が思いついたら桃くんオチで書かせていただきますねっ! (2022年7月6日 14時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ日和。 - でも順番的に黄くん、赤くんかな…?それでも嬉しいです! (2022年6月1日 21時) (レス) id: 18b130b5d8 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ日和。 - 桃くん推しのネコ日和。です!いやあ、双子関係とか罪っすよ…。大好きな小説です!もしよければ…桃くんのお話をまた書いて頂きたい!!! (2022年6月1日 21時) (レス) @page43 id: 18b130b5d8 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - お気に入り登録者50人突破ありがとうございますっっ!! (2022年5月31日 0時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - お気に入り登録者数40人突破.ᐟ.ᐟ.ᐟありがとうございます~⸜🙌🏻⸝✨ (2022年5月13日 23時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ayuna | 作成日時:2021年7月7日 19時