帰ってきたよ！『YSP軽音部』【短編集】

俺、勘に人生捧げます【愛乃】 ページ2

…皆さんこんにちはこんばんはいい初日の出見れてますk((
え？俺らのこと知ってるって？(難聴)
ほへぇ、随分と物好きなんだな…んまぁそんなことどうでもいいんだけど…
あ、いちお…俺は街風 嵐聖(つむじ ランセ)。見ての通り女(信じ難い)
今から起床するんだぁ(謎報告)



ユキノ「ランセランセランセランセランセェェェェェ！！！！！！！！」



………やっぱ起きるのやめよ



ユキノ「ランセっ！起きてランセっ！！！！！」

ランセ「んん後３…いや４日……」

ユキノ「うん今すぐ起きようか、さっき起きようとしてたもんね」

ランセ「ごめんなんでわかんの」

ユキノ「あ、合ってた？」

ランセ「も…もしかして…っ」

ランセ/ユキノ「「mutual affection(相思相愛)/相思相愛！？」」

ユキノ「地味に発音いいのやめて」

ランセ「I don't want to wake up(起きたくない)」

ユキノ「起きなさい」

ランセ「うびぃ…」

ユキノ「うぴぃ…」



いっつもこんなうるさくないんだけどなユキノ……
起きるかぁ……うわぁ…やだ………寝よ…(起きろ)



ランセ「ところでなんでそんな急いでんだよユキノ」

ユキノ「えー勘」

ランセ「なんの勘」

ユキノ「よくわかんないけどとっても不思議なことが起きてる気がする
あ、ほら、いつものあれ、変なこと起こってるやつ」

ランセ「……また俺らに…じゃあないよな？」

ユキノ「んー特に朝にはなんにもなかったけどなぁ…」



んー…じゃあなんだろ………いやただのユキノの思い違いってことは…


二人でベットの上に座り、頭を抱える。
俺たち両方に思い当たりがないということは…他の人……？
その時、誰かがバタバタと廊下を走る音がした。
音はどんどん近づき、そのまま通り過ぎた……と思いきや、音はドアの近くで止まってしまった。
かすかに機械音も聞こえる。


なんだろ。俺も嫌な予感してきた。


……叫び声とものすごい破壊音。
待って怖い帰りたい(現在自室)



ユキノ「！？…ってフブキ！？」

フブキ「あいたたた……あっ！？ごめんねランセ扉壊しちゃった！！！！」

ランセ「あ、いや俺はいいんだけど…ペーにめっちゃ蹴破られるし俺も蹴破るし」

ユキノ「二人でなにしてんの…」


…壊したはずみに湧いた煙の後ろにまだ人影がある。



ランセ「ってタローじゃん」

マタロウ「ランセさん！ユキノさん！今こっちも大変なんだ！！！」



嗚呼…ユキノの勘が…



ラン&ユキ「「…当たってしまった」」

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