七話ですん〜 ページ8
女1・2「「えっ…!(何この男…って、良く見たら不愛想だけど顔整っていて、背も高くてすっごくいい男じゃない!がっしりとした筋肉で抱きしめられたらヤバそう!!声もハイスキーで落ち着いた物腰!!そして、私たちをジッと見つめる綺麗な瞳…それに今私たちの事を心配してくれた!!!)」」
男は自身が怪我をするから殴るなと言ったのだが、女たちには
『殴ったら、貴方方の絹のような綺麗な手が怪我をしますよ』
と云う風に変換されてしまった
?「お二人とも、落ち着いて話を聞いてください」
女1・2「「……!?(『二人とも俺に堕ちて、俺の言う事を聞け』〜!?な、なんていう俺様っぷり!見た目は草食系なのに実は中身は肉を肉で巻いて食べる肉食系〜!?何という男なのっ!あぁ、胸がドキドキッとうるさくて仕方ない!!これが…ッ、コレが所謂『運命の人』!?)
恋してしまった女たちの勘違い(聞き間違い)のなんて恐ろしいことか…
天然イケメン男の言葉で、既に彼女たちは虜になっていた。自分にとって言い様に変換されていく言葉の数々に、胸は張り裂け寸前、トキメキとドキドキが止まらない女たち
是が『恋は盲目』というモノなのか、其れとも『恋は何時でもハリケーン』なのか……
何方にせよ、彼女たちの脳内はピンク一色で飾られている事だろう
?「?…兎に角、別の場所できちんと話し合ってください」
女1・2「「は、はいぃぃぃ〜〜〜〜♡」」
男の一言が、女たちにとって何らかの心を射止めたのか、はたまた止めを刺したのか、女たちは腰が抜けたようにズルズルと膝から落ちて行った
今の言葉が、どうして止めになったのかは知らないが、脳内ピンクで埋め尽くされている女たちなので、きっと原型が無くなる程に変更されてしまったのだろう
まぁ、この天然男の言葉の少なさが招いた結果ではあるのだが……
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立香「……のう、マシュよ」
マシュ「……何ですか、先輩」
立香「…………天然イケメンって、恐ろしいね」
マシュ「そうですね……」
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夏風 - すみません (2018年9月22日 17時) (レス) id: 2607061fd7 (このIDを非表示/違反報告)
撫菜兎(プロフ) - えっと、細かいことかもしれませんが、立香が使えるのは魔術です。基本的に型月世界では魔法は人間の手で科学の力でなしえないこと、なので、細かい事言ってすいませんんんんん。まだ読み途中なのですが、面白いので更新頑張ってください! (2018年9月2日 17時) (レス) id: f4adc2bd1f (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - すいません文ストのパスワード教えてください (2018年8月23日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い - カルデラ→カルデア ですよ〜 (2018年8月16日 14時) (レス) id: 68a1e9bfe7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏風 | 作成日時:2018年8月13日 2時