××銀魂××とりあえず短編集だぜェェェェエ！！

チビとデカ　　　　　　　　高杉晋助　(３Z) ページ24

何時ものように来る朝。

何時ものように鳴るインターホン。

そして、

何時ものように私の家の前で待っている、


晋助。


貴)おはよう、晋助！

高)おう。行くぞ。

貴)はいはい。


私達がここまで来るのには、いろんなことがあった。

その中でも一番良かったのは、

まだ中学生だったあの日――――――――――――――――


〜４年前 発育測定日〜


貴)ゲッ！

高)どうした。体重増えたか？

貴)違う・・・・増えたの身長・・・！！

高)・・・ﾌｯ。

貴)笑うな！！

高)ｸｸｯだってよぉ、お前昨日の時点で軽く１６５行ってたよな。

貴)うっ・・・。

高)それでまた伸びたって・・・・・ひゃっひゃっひゃっひゃっ！！

貴)おーいキャラ崩壊してるぞー。お前は誰ですか〜？

高)ｺﾎﾝｯ今のは忘れろ//

貴)わかった。

高)とにかくよ、お前女子にしちゃあ背ぇ高過ぎだろうが。

貴)うっせー黙れチビ杉。あたしは聞き逃さなかったぞ！
お前が先生から「高杉は１５６cm。まあそのうち伸びるよｗ」
と宣告されている様をな！！！

高)てめェが黙れデカ女！俺はまだ成長期が来てねぇんだよ！

貴)あれまぁ。いつも余裕な高杉君が随分と取り乱してるじゃないの。

高)お前はどうなんだよ。何センチだったんだ。

貴)キャー女子のこと聞いてくるなんて、このエロ杉〜。

高)〜〜〜っ！いいから見せろっ！！

ﾊﾞｯ

貴)あっ！！！

高)１６７cm・・・・・ﾌﾞハハハハハ！！！！！

貴)//////高杉の変態！！返してよ！

高)ほらよ。

貴)・・・馬鹿。

高)なんとでも言え。

貴)言ってやるよ！チビ杉、エロ杉、馬鹿杉っ


ｷﾞｭｯ


貴)・・・・え？

高)俺はよ、お前になんと言われようが構やしねぇ。だがな、
お前に嫌われるのだけは嫌なんだよ。チビって言っても良いから、
嫌いにだけはなるな。

貴)・・・・・・いつかあたしの方がチビって言われる時が来るのかもね。

高)フン。


chu♡


貴)大好き！――――――――――――――――――


高)どうした、ボーっとして。

貴)ん？高杉でっかくなったなーっと思って。１７０だっけ。

高)おう。

貴)あたしは止まったよ。

高)チビ。

貴)うっさいｗ

高)何とでも言え。


chu♡

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