すげぇツッコんでるとこ悪いんだけどさ、うん。狸じゃなくて同じ穴のムジナだからな空?あ、パート15だぜ♪ (ページ10)

今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:60,277 hit

そこで気分を変えるためにページ10

「あ、そーだ。ツナ缶ツナ缶、空の方と連絡取れる？」

空の名前を出すと、ツナ缶を筆頭にリボーンさんにまで怪訝そうなを顔される

「え？あ、うん取れると思うけど…？」

「？、お前ら確か、携帯持って無かったか？」

在ったけど過日壊されマシタ
ヴァリアーの顔面凶器によって

「あー、色々あってさー…とりあえず使えないことに変わりないんだ」

けどマァ今ぐだぐだ言っても仕方ないし？
とりあえずオレにあの時できた事と言ったら、顔面凶器の顔を赤の油性マジックで一色に染めるくらいしかなかったし？

だからまぁ、携帯が使えないことに関してはスルーで

そーいや空って今並中だっけ?

オレは同じ空の下にいるであろう幼馴染の現在の状況について思考に耽ってみた
うん、十中八九なにかにツッコんでいるだろうな

ＩＮ少し前の並中

ドガガッ

「うわっ！？」

俺と恭弥さん、ディーノさんが並中に行くと、そこにいたのはデイジーさんだった
それでなしくずしに戦闘が始まっちゃったんだけど…

「タンタン！」

「いい加減、ユニさまの居所を吐きなよ！」

と、というかそんなこと言われても俺も知らないし!
それに今って一応敵だから教えちゃ駄目だろうし…

「空さがれ！」

「えっ？あっ、はい！！」

思わず困っていると、下からのディーノさんの言葉に慌てて大きなサイの匣兵器を蹴った反動を利用して離れると

ドガァンッ

「僕チンの太陽サイが…」

その瞬間、デイジーさんの匣兵器は粉々にされてしまった
そ、そりゃあディーノさんと恭弥さんの2人がかりだもんね…

あれ？でもデイジーさんの匣兵器ってサイだっけ？

「ぼっ…僕チンはユニ様の居場所を知りたいんだ…」

ふと、疑問に思ったのと同時に、劣勢とは思えない表情でデイジーさんが立ち上がって、父さん達が弱いと言い出した

父さん達は弱くなんか…！
確かにチョイスは負けちゃったけど、でも本当の強さは力だけじゃないはずで…！

「僕チンが一番にこの力を使うことになっちゃったけど…お前たちに修羅開匣を見せるのはこれが最初で最後になると思うよ…」

上手く伝えられそうにない間に、デイジーサンはそう言って何故かスーツの襟元を一気にゆるめた

「修羅開匣…！？」

え？修羅開匣なら外付けだから服は脱がなくてｍ…って、えぇえ！？

「身体に匣兵器埋め込まれてる――――！？」

ど、どうなってんの―――！？