すげぇツッコんでるとこ悪いんだけどさ、うん。狸じゃなくて同じ穴のムジナだからな空?あ、パート15だぜ♪ (ページ15)

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標的262　再会ページ15

空たちとの連絡が途切れてから数分後

「あの、綱吉さん聞こえますかっ？」

「あっ…空君！？」

不意にツナ缶が無線に手を当ててそう言った
マァ、オレは聴覚がいいので無線なくてもツナ缶の奴から余裕で声拾えるけど

にしても空の声明るいってことはやっぱり勝ったんだろうな～

「え…雲雀さんがリアル6弔花のデイジーをやっつけたって！」

そしてその予想通りだったようですねハイ

「すごい！」

「やったな！！」

ツナ缶伝えの報告にワッと盛り上がる店内

「当面の危機は去ったな」

「もう敵も打つ手がないスからね」

イヤ、そーれは違うんじゃない？
だってロリコンマシマロがパラレル覗けるって言うんなら、絶対使うだろその能力

いつやるの？今でしょ！的にさ

「もう大丈夫、これでユニは見つからないわ」

「はい」

……でもなんか今言ったら空気壊しそー

「……」

「……」

なんとなく横目で川平のオッサンとアイコンタクトしてみる
オッサンも言う気はなさそうだな～

「…じゃあ、あたしはこの辺で失礼するよ。しばらく旅に出て店は空けるから好きなだけ自由に使うといい」

「ん、行ってら～♪」

「ええっ！？」

ま、いっか
来たらすぐに返り討ちにすればいいんだし

とか考えていると何故かツナ缶がオッサンを引きとめて

「ちょ、待っ…！？早乙女君いいの！？久しぶりに会えた親戚なんでしょ！？」

そんなことをオレに言ってきた
いきなりどーした？

「え？生きてりゃそのうち会えるじゃん別に」

「えぇえ―――！！？そんなもんなのっ！？」

疑問に思って率直に返すと更に驚かれた
何故に？

「じゃ」

「あ」

ピシャッ

なんてハテナマークを浮かべてる間にオッサン出ていった
うーん、まぁいっか

Arrivederci!!川平のオッサン！

「……なぁ、ちょっといいか？」

とか内心で敬礼していると、ふとタケタケが挙手した
なんだ？

疑問に思っている間に、タケタケはスクスクが心配だから様子を見に行きたい！と言い出す

てか今思ったけどタケタケとスクスクって語感似てるし、子供向けの歌のおにーさんになれそうだなーと思ったのオレだけ？

「スクアーロの事だからぴんぴんしてると思うけど一応な」

……………ハイ、ＫＹ発言すんまそん

「そっか、俺達行けないけど…」