標的228 真6弔花 ページ10
「リ…真6弔花！！？」
目を覚ますと、ホログラムの白蘭さんがマグロたちと話していた
「んん、彼らこそが僕が新世界を創る為に選んだ真のマーレリング保持者にして、僕の本当の守護者だよ」
…ザクロさん、桔梗さん、ブルーベルさん、デイジーさん…あとは誰だろう?
「そ、そんな…それじゃ今までのは…！」
「だ、誰なんですか！？知らないぞ！？僕が知らない人間がいるなんて！！」
「正チャンに心配事増やすと面倒臭いからね」
ニッコリ笑って言う白蘭さん
そう言えばこの人、マシマロでお菓子の家造った時も内緒にしてたや…
『まった無駄な事を…炎李―、食い尽くしてよし！』
『わーい菓子だー！』
『ちょっと遥ちゃん！？』
……そして速攻で遥さんと炎が食いつくしてた
(炎…)
思い出して、胸がぎゅうっとなる
私…ちゃんとやったよ、やれること
少しは……炎に追いつけたかな?
無性に、炎に会いたい
嫌われてても、いいから…
「例えば彼は、“覚悟を見せてくれないか？”と言った途端、故郷を捨ててくれたよ」
「何これ！？」
「酷い…！！」
「まるで地獄絵図だな」
周囲を見渡す
今は…白蘭さんの話に夢中になってるから、私がいなくなっても早々気付かれないハズ
「……」
…顔だけでも、いいから
ヒュンッ
そして、私はヴァリアーにいるであろう炎の炎を辿って、夜で移動した
・
ドオオオンッ
「こんな…ことが…！」
映し出される映像の中では、先程の綺麗な風景が微塵もなくなっていた
「怖いよねー、まさか僕への忠誠を示すために、生まれ育った山も木も村も村人も全部消してくれるなんて思わないじゃん」
こんなの…無茶苦茶だよ！！
思わず血の気が引いていると、突然隼人さんが何かを発見した
「噴き出したマグマの中に何かいるぞ！？」
「なんだ？動物？」
「い、いえ…違いますアレは！」
マグマの中にザクロさん！？
一体どうやって…
「嵐の分解…？でも汗かいてるから温度は感じてるはずだし…！？」
うぅ、分かんない〜〜〜！！
ってそうだ、Aなら分かるｈ……あれ？い、いない？
Aに尋ねようと振り返るけど、そこには幻覚しかなかった
ど、どこに行っちゃったんだろ？
「フフフ、真6弔花の異常な戦闘能力もこれで分かったかな？」
わわ、話に集中しなきゃ！
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アオイ(プロフ) - 柚子sherbetさん» ここは結構前からあったのでようやく書けてよかったですｗそうですよ…あのヘタレ炎がようやく告白の決心ですよ…！何やら感慨深いものですｗ (2014年8月26日 22時) (
レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
柚子sherbet(プロフ) - 炎が（珍しく）シリアスだ！と思ってｷｭﾝｷｭﾝしてたら、一気に笑いに変えられてしまいました（笑）でもこのテンションの落差が気にならないって本当にすごい技量ですね！て言うか、肝心な処でヘタレてた炎が告白って…遂にと言うか、やっとと言うか。応援してますww (2014年8月26日 10時) (レス) id: 5ee1e287b2 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 炎李.@ﾎﾞﾄﾞ必読さん» 了解です！それじゃパスのコメは消しておきますね！ (2014年8月26日 10時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
炎李.@ﾎﾞﾄﾞ必読(プロフ) - アオイさん» わかりました！では、作ったら報告しますね！ (2014年8月26日 9時) (レス) id: 0ea034fa29 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 炎李.@ﾎﾞﾄﾞ必読さん» お願いしますっ！特にないのでお任せしますね！ (2014年8月26日 9時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2014年7月4日 23時
