同時刻 ページ11
ヴァリアー城跡
「……」
幻覚で姿を消しながら、その光景を眺める
「さらに彼らには１人につき、5000名の部下と選りすぐりのAランク兵士を100名与えているからね」
「うっししし♪ちっとは楽しめそーじゃん」
「数ばっか多くてもねーｗ質より量って言葉知んないんじゃね？」
「はん、だから雑魚ばっかなんだぁ」
楽しそうに、ヴァリアーの人たちと談笑する炎
私がいなくても……本当に楽しそう
ｷﾞｭｯ…
何故か、心細くなって拳を握る
…もやもやする。見たくない
嫌われるとか、それ以前なんだ
私は、炎にとっていてもいなくても同じ存在なんだ
「〜〜〜〜っっっ」
そのことが、堪らなく悲しくて、悔しくて、やりきれない…！！
胸の仲がモヤモヤして、グルグルして、気持ち悪い
ヒュンッ…
気づかれないよう距離を取るのもそこそこに、私はメローネ基地へと戻った
因みに炎李はというと
「ん？」
「あら、どうしたの炎李ちゃん？」
「いんやー？気のせいかな…」
気づきそうで気付いてなかった←
ヒュンッ…
「じゃあ楽しみだね10日後♪」
戻った途端、メローネ基地全体が光に包まれる
これって…炎を使った超炎リング転送装置…？
「テレポーテーションだ！この基地は飛ばされる！？」
「えええ！？ど、どこに！？」
「どうすればいいの！？」
飛ばされる…
まだ戦いがあるなら、炎はヴァリアーから戻ってくるかもしれない
「大丈夫だ、何かに掴まれ！！」
スッ…
そう考えた瞬間、私は一歩後ろに下がってしまって
カッ！！！！
「…あれれ♪」
まばゆい光の後、メローネ基地じゃないところにいた
……どうしよう、逃げちゃった
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アオイ(プロフ) - 柚子sherbetさん» ここは結構前からあったのでようやく書けてよかったですｗそうですよ…あのヘタレ炎がようやく告白の決心ですよ…！何やら感慨深いものですｗ (2014年8月26日 22時) (
レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
柚子sherbet(プロフ) - 炎が（珍しく）シリアスだ！と思ってｷｭﾝｷｭﾝしてたら、一気に笑いに変えられてしまいました（笑）でもこのテンションの落差が気にならないって本当にすごい技量ですね！て言うか、肝心な処でヘタレてた炎が告白って…遂にと言うか、やっとと言うか。応援してますww (2014年8月26日 10時) (レス) id: 5ee1e287b2 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 炎李.@ﾎﾞﾄﾞ必読さん» 了解です！それじゃパスのコメは消しておきますね！ (2014年8月26日 10時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
炎李.@ﾎﾞﾄﾞ必読(プロフ) - アオイさん» わかりました！では、作ったら報告しますね！ (2014年8月26日 9時) (レス) id: 0ea034fa29 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 炎李.@ﾎﾞﾄﾞ必読さん» お願いしますっ！特にないのでお任せしますね！ (2014年8月26日 9時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2014年7月4日 23時
