2月4日(2) ページ26
A「西島さんのは?」
西島「ここ、完全予約制だから
毎年1人での予約だったから
料理が一人分しか用意出来ないんだって」
A「じゃあ私はいいですから
西島さんが食べて下さい」
西島「俺はいいの、食べ飽きてるし
料理が楽しみとかじゃないから・・・」
そう言うと、中庭のイルミネーションを
遠い昔を思い出してるかの
ように、見つめていた・・・・・・
西島「・・・・・・ごめん、気にしないで
食べて!美味いからさ」
A「・・・・・・すいません」
西島「ん?」
A「西島さんじゃないです、
すいませ〜ん」
ウェイター「なんでしょうか」
A「あの、取り皿頂けませんか?」
ウェイター「かしこまりました」
私は取り皿に、料理を綺麗に
ちゃんと半分にして西島さんに
渡した
A「食べましょう」
西島「・・・うん」
運ばれてくる料理を
全て半分にして食べた
出される料理は見た目も味も
全て美味しかったんだと思う・・・・・・
でも、味よりも何よりも
時より遠くを見つめる
西島さんが、なんか悲しそうで・・・・・・
寂しそうで・・・・・・
たまに笑って話しかけてくれるけど
心が笑ってないようだった・・・・・・
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tan(プロフ) - リリィさん» ありがとうございます (2019年3月4日 15時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - 名無し87227号さん» コメントありがとうございます!全部見てくれたなんて凄く嬉しいです。 (2019年2月13日 0時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87227号(プロフ) - tanさんの作品は全部読ませてもらって、キュンキュンしながら読んでいます!!!これからも応援しているので頑張ってください!!!!! (2019年2月13日 0時) (レス) id: 8ee45c32a5 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます! (2019年2月8日 16時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 続き早速読みました。続き気になります。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tan | 作成日時:2019年1月26日 13時