LOVE 2

理性　6 ページ15

A「返事は…」



西島「返事は？」



A「恥ずかしいけど…
よろしくお願いします！」



西島「お願いしますって…
なんか調子狂うな……」



A「だって大好きな人に
キスしてもらえるなんて
二度とないから…」



西島「ファンサービスじゃないんだけど…」



A「ん？」



西島「まぁいいや……どこにしようかなぁ〜
あの医者と同じ所は嫌だから……」



目を開いていても閉じていても



一緒だけど、一応、目を閉じた……



すると、頬ににっしーの息がかかる……



あれ？



西島「ほっぺはありきたりだから
やめた……どうしようかなぁ」



今度は、オデコに息が……あれ？




西島「オデコもなんかなぁ……どこでも
良いって言ったよね？」



A「………う、うん」




西島「おしりとかも良いの？」




A「おしり！？おしりとかって
キスするの？」




西島「アハハ！！するよ〜でもなぁ……純粋な
Aには、ハードル高いか……」



A「あのぉ〜早くしてくれないと…
緊張でおかしくなりそうなんだけど…」



西島「おかしく？もっとおかしく
狂わせたいけど…今日は
約束しちゃったしなぁ……」




すると、耳に吐息と柔らかい感触が



A「あっっ！」



西島「今日は耳で我慢する……」



A「あ、ありがとうございます」



西島「……Aって感じやすいんだね」



A「それは、良いこと？」




西島「良いこと！！もっと楽しみたくなる…」

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