Relax ＆ Chiil【2】

ダメ【2】 ページ26

ボタンを1つずつ



外すと、俺の手を阻止する小さな手



西島｢･･･なんで｣



くるっと俺の方に向き直り



A｢･･･たか｣



西島｢･･･ん？｣



A｢･･･たかは、私の事なんでも
知ってるんでしょ？｣



西島｢うん、すべて知ってるつもり｣



A｢だから、ダメ｣




西島｢･･･どういう意味？｣



A｢(⑉• •⑉)･･･私が感じる所
全部知ってるから･･･声、我慢出来ないもん｣



西島｢( ¯///¯ )確かに｣



A｢･･･だからやめよ｣




西島｢･･･う〜ん･･･じゃあ我慢する･･･
ってか、早く2人っきりになりてぇー｣




A｢ホントに？｣



西島｢うん！｣



A｢それだけで嬉しい！たかも
私と同じ気持ちでいてくれるだけで
十分幸せ｣




西島｢そういう可愛い事言う〜
我慢出来なくなるでしょ！｣



A｢･･･明日、会社に行ったら
彼氏いるって言うね｣



西島｢･･････｣



A｢大丈夫！たかの事は
言わないから安心して｣




西島｢･･･そうじゃなくて･･･
男って、好きになった女に彼氏が
居ようが居ないが関係ないんだよね｣



A｢･･･え？｣



西島｢逆に、奪ってやるって
思っちゃうかもしんない･･･
俺にしとけみたいなさ｣



A｢･･･そうかなぁ｣




西島｢女はさ、好きになった男に
彼女いたら、大抵は諦めるでしょ？｣



A｢うん｣



西島｢男はさぁ、燃えちゃうんだよなぁ｣



A｢じゃあ、言うのやめようかなぁ･･･｣



西島｢･･･なんならさ、俺が会社に
行こうか？俺の女に手を出すなって｣



A｢そんなの有り得ない｣



西島｢だよね〜･･･とにかく
隙を見せないこと！Aの事を
幸せに出来るのは俺だけだし
俺を幸せにすんのは、Aだけ
なんだからね！｣



A｢うん、ありがと｣



たくさんの言葉で安心をくれる、たか



私が不安になってる事



気づいてるのかな･･･

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