先輩以上になりたい！【竈門炭治郎】

7,おはよう。 ページ8

オムライスを作っていると、足音が聞こえてきた。
私は一人暮らしなので、多分ベッドにいつの間に居た竈門先輩だろう。




ギュッ...




『おはようございます』と挨拶をしようと後ろに振り向こうと思っていたのだけど...


...おそらく竈門先輩に後ろから抱きつかれている。


なんでそんな冷静なのって？うーん...好きな人とか嫌いな人とかじゃなければそんなにリアクションしないからかな。

こんな事を竈門先輩ファンの前で言ったら多分殺されるので口にはしないが。


とりあえず、
『おはようございます。』と挨拶をした。
すると、「おはよう。」と返ってきた。


『どうしたんですかー。まだ酔ってます？』
「いや、酔ってない。」即答された...。


『あのー、申し上げにくいんですが腕を離してもらっても良いですか？
あなたの朝ご飯作れないんで。』


すると私の体から竈門先輩の腕が離れた。


『ありがとうございます。そこのテーブルの椅子に座っててください。』


「わかった。」


竈門先輩はそう言ってテーブルの椅子に座った。

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