9日目 カラオケに行きたいな ページ11
中也side
貴「愛を謳って〜謳って〜♪」
現在午後12時。俺事務仕事中。隣にはある曲を熱唱中のA。
中「〜〜っっああ、うるせえ〜〜よ！！」
うるさくって集中できやしねえ！だいたい何でいきなり歌いだしてんだよ！
貴「カラオケに行きたいんだよ！てか私の美声ただで聴けてるんだから感謝しろ！」
中「それが俺の仕事の妨げになってるんだよ！てか声に出してないのに質問に答えるな！
お前はエスパーか！！」
貴「そうです、私がエスパーAです←」
中「変なおじさんのノリ止めろ！」
しかし、どうしたものか……
こなままでは、俺は確実に仕事ができず徹夜になってしまう。ぐるぐると解決策を考えていると、Aのほうからある１つの提案を持ちかけてきた。
貴「そんなに止めて欲しいなら、代わりに中也が歌え。いいか、これはお願いではない、命令 だ。」
中「……もし断れば？」
貴「お前が家に楽しみにとってある葡萄酒を私が飲み尽くす。」
中「是非歌わせてください。」
１つ訂正。提案なんて優しいものじゃなかった。悪魔の脅迫だった。
中「てか何で俺の家に葡萄酒があるって知ってんだよ！」
貴「私とダーリンの仲じゃない！ダーリンなことなら体のすみずみまで知ってるわよ☆」
中「キメエ！死ね！」
貴「酷い。」
まあ、俺も歌うのが嫌いって訳じゃねえし少しくらい良いか。
中「おいA、手前は何を歌って欲しいんだよ。」
貴「そりゃあ決まってるでしょ。自分のキャラソン歌えや。中の人分かってんのか？谷山紀章様だ ぞ。」
中「上から目線止めろ。」
〜歌終了〜
中「はあ、はあ。」
どうだ！熱唱してやったぞ！今Aはどんな顔をしているのだろうか。
チラ……
……………………っ泣いているだと！？
貴「ご、御免。あまりにも中也がかっこよくて。……顔さえ隠せば。」
イラッ
中「手前、今日の夜覚悟しろよ…」
〜中也家〜
中「ちょっとシャワー浴びてくるからまってろ。」
さんざん今日は俺を振り回してくれたからな。次は俺の番だ。俺なしでは生きていけないとAの体に叩き込んでやる。
そう思いながら10分後シャワーから出ると、目の前に広がったのは最悪の景色だった
中「……っ手前、なに俺の葡萄酒勝手に飲んでんだよ！」
貴「私に飲んでもらったほうが葡萄酒のためよ！それに中也が私の上に立つなんて100万年早いの よ！」
中「死ね！」
こうして今日もAに振り回される中也であった。
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ゆう - 面白いです 更新頑張って下さい 楽しみにしています 、さん二番目のコメへ さてはアンチだなオメー (2018年3月23日 20時) (
レス) id: c831905666 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿緑 - 面白くて1日目からわらいがともらなかった。 (2018年3月22日 16時) (レス) id: befb4149c9 (このIDを非表示/違反報告)
那奈美 - ごめんなさい！タブレットがおかしくて２回も送っていました！ (2018年3月20日 21時) (レス) id: cf81e57d99 (このIDを非表示/違反報告)
那奈美 - 面白いです！画面の前でずっとニヤニヤしてました(笑) (2018年3月20日 21時) (レス) id: cf81e57d99 (このIDを非表示/違反報告)
那奈美 - 面白いです！画面の前でずっとニヤニヤしてました(笑) (2018年3月20日 21時) (レス) id: cf81e57d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年3月18日 12時
