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風が五立ち ページ6

淡い光に包まれた次の瞬間、私は森の中にいた





辺り一帯を木が茂って、朝なのか夜なのかもわからない








唯一つ確かなのは、私が過去を遡ってしまって



どこか知らないところに来てしまったということ









「また、逃げてしまった......」








本当に私は、後悔するようなことばかりする



逃げずにちゃんと話していたら、後悔なんてきっとしなかった







本当にだめな奴だと思う




こんな私だから、弟も両親も失ったのだ









___ここはどこだろう







ようやく、しっかりとしてきた頭に浮かんだ疑問








森ということは分かるが、それ以外は分からない



しばらく歩いてみようか







そしたら、何かわかるかもしれない









_____________________________









あれから、どれほどの時間がたったのだろう




気がついたら、足が震えて使い物にならなくなっていた








その辺にしゃがみ込んで、足をマッサージしていく









結局、ここがどこかは分からず



只々、森を迷っているだけだった









「きっともう、ここで死んじゃうんだ」








誰にも知られず、ここでひっそりと







だって、元の時代に戻る方法も分からないのに



生きて戻れるなんて保証は最初からないだろう









バカだ、本当にバカみたい






どうせ私は、こんな人間だ



彼らの主になる覚悟も、資格もなかったのだ









___夢はいつか、消えちゃうものでしょう?









不意に、奥に紫色の光がちらつくのが見えた









ひょっとして、私の他にも誰かいるのだろうか



そんな期待を抱いて、そちらに進んでいく









しかし、私は忘れていたのだ






何のために刀剣男士と審神者がいて、時代を遡るのかを



刀剣男士らが、何と戦っているのかを









「すみません、ここはどこで___」









言い切らないうちに、刀が飛んできた





そこにいたのは、人ならざる者_時間遡行軍_









私が武器なんかを持っていないのにも関わらず


容赦のない鋭い眼光がにらみつけてきた





続けざまに、今度は短刀をくわえた骨?が切りかかってくる









「生憎、私は刀を持っていないの」








転がっていた木を構えた

風が六立ち→←風が四立ち



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アカネ(プロフ) - 三十九立ちの所で多分「お花」と書こうとしたと思うのですが、「お米」と書いております…!更新頑張って下さい、とても楽しく読んでいます…! (2018年9月8日 17時) (レス) id: e853e23932 (このIDを非表示/違反報告)
悠@ - 露草浅葱#絵描き同盟さん» お忙しい中ご返答ありがとうございます。そうですね、キャラヘイトとは異なる点が幾つかあると思います。それは私の非ですね、すみません。ですが、タグ削除等は行ってほしいとは思っています(タイトルの刀剣乱舞は消さなくても大丈夫です。) (2018年7月26日 13時) (レス) id: c35ccfc481 (このIDを非表示/違反報告)
悠@ - こんばんは、突然すみません。この小説はブラック本丸を元にした作品だとお見受けしました。しかし、ブラック本丸というのはキャラヘイトと言う犯罪になりますので、刀剣乱舞原作に関わるタグをすべて削除するか、小説自体を削除してください。 (2018年7月25日 19時) (レス) id: c35ccfc481 (このIDを非表示/違反報告)
- 一気読みしました。主の正論は自分の事を棚にあげてると思いましたが前に進めている姿は良い。沖田組好きなので加州の話は読み応えあり、彼らが変に罵り合う事なくレア刀が出張る事もなく、刀剣が等しく出ていて大変楽しめた。応援してます。 (2018年7月1日 6時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:露草浅葱 | 作成日時:2018年6月30日 14時

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