今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:10,766 hit
小|中|大|「───傑は?」
「…殺した」
「そっか……」
2017年、12月24日。
人知れず呪いを祓う者たちの抗争が、京都と東京の新宿で行われた。
次の日の25日だったか。
或いはまだ24日だったのかは分からないが、主犯である最悪の呪詛師、夏油傑は親友の五条悟の手によって規定に則り殺害された。
「私さ、過去に戻れるなら傑がこんなになる前に…助けたかった」
「……んなの、…そんなの、俺もだよ!」
普段は"僕"と言っておちゃらけて居た悟が、久しぶりに出した過去の一人称。
後悔の涙。
「傑が!!こうなる前に止められてたら、こんな結果になってなかった。でも過去は戻らねぇから、俺が殺すしかなかったんだろ!」
「悟………」
────神様。
もし、何処かで見てくれているのであれば。
奇跡を起こしてくれませんか?
私と、悟と、硝子と、傑。
四人の青春と未来を、紡がせてはくれませんか。
「……悟、とりあえず硝子のところに行こう」
「……ん、」
崩れ落ちた悟を
立ち上がらす為に手を差し出した。
悟と私の手がしっかりと握られたその瞬間。
ドクンと心臓が高鳴って、
気がついたら──────
「……へ、…教…室、?」
随分懐かしい記憶の教室に居た。執筆状態:更新停止中
「…殺した」
「そっか……」
2017年、12月24日。
人知れず呪いを祓う者たちの抗争が、京都と東京の新宿で行われた。
次の日の25日だったか。
或いはまだ24日だったのかは分からないが、主犯である最悪の呪詛師、夏油傑は親友の五条悟の手によって規定に則り殺害された。
「私さ、過去に戻れるなら傑がこんなになる前に…助けたかった」
「……んなの、…そんなの、俺もだよ!」
普段は"僕"と言っておちゃらけて居た悟が、久しぶりに出した過去の一人称。
後悔の涙。
「傑が!!こうなる前に止められてたら、こんな結果になってなかった。でも過去は戻らねぇから、俺が殺すしかなかったんだろ!」
「悟………」
────神様。
もし、何処かで見てくれているのであれば。
奇跡を起こしてくれませんか?
私と、悟と、硝子と、傑。
四人の青春と未来を、紡がせてはくれませんか。
「……悟、とりあえず硝子のところに行こう」
「……ん、」
崩れ落ちた悟を
立ち上がらす為に手を差し出した。
悟と私の手がしっかりと握られたその瞬間。
ドクンと心臓が高鳴って、
気がついたら──────
「……へ、…教…室、?」
随分懐かしい記憶の教室に居た。執筆状態:更新停止中
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
197人がお気に入り
197人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ(プロフ) - それなです!!気になる... (2023年5月12日 17時) (レス) @page5 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年2月12日 19時) (レス) @page5 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無胤 | 作成日時:2022年2月5日 23時