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雲雀恭弥は本当に手加減をする気がない
思い切り地面を蹴って、
わたしの目の前までひとっ飛びしてきてしまった
｢！！｣
反射神経が追いつくはずもなく、
まず一撃を食らう
｢〜っ｣
重たい一撃をなんとか左腕で受け止めて、
痺れを全身に伝わらせないよう、自身でも衝撃を与えてみる
雲｢まだ始まったばかりだよ
さぁ、立って｣
相手が完全にのびるまでやるつもり
これじゃあ彼がわたしを助けるどころか、
わたしが危険に晒されてるだけですけど、、
わたしから戦闘継続の意志を感じたのだろう
またひとっ飛びでこちらへ
距離を詰めてくる
それなら、1発くらい打ってやる、、！
パンッ
雲｢いいよ、当たらない｣
彼のアゴを狙って打ったゴム弾は、
トンファーでいとも簡単に弾き返された
そしたまた一撃、、
ドスッ
｢いった、、！｣
何これ、何させられてるんだろう、、
10年後、恋人同士になっているはずの人に
ボコボコにされるなんて、、
もう一度、10年後に行って、
わたしを愛してくれている雲雀恭弥から
どういうことなのか話を聞かせてほしい
｢もう、このまま消えられたら良いのにっ｣
そう呟くと、雲雀恭弥の猛攻が一瞬止まった
なぜかわからないけど、その一瞬が
わたしが攻撃出来る最後のタイミングだと思ったから
もう一度アゴに狙いを定めて、引き金をひいた
パンッ
雲｢つっ、、！
やるね、君｣
そのゴム弾は、アゴには当てられなかったが
見事彼の頬を命中した
雲｢もっと見せて、面白い姿｣
彼の笑みは輝きを増して、
再度わたしへ鈍色のそれを振り下ろそうとする
(もういいか、ここまで出来たなら、、
もしかすると、パラレルワールドってやつかもしれない
わたしの住むこの世界線で、わたしを愛してくれる人なんていないんだ
もう、ここで終わらせてもらおう、、)
ゆっくりと目を瞑って、最期の空気を一気に吸い込んだ
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ぱるよ(プロフ) - フランとベルさん» フランとベルさん、そしてイーピン！ コメントありがとうございます！ めちゃくちゃ頑張って続編書きます！！、 (2021年8月24日 15時) (
レス) id: a125b6a2dc (このIDを非表示/違反報告)
ぱるよ(プロフ) - いぇすたでぃさん» いぇすたでぃさん！嬉しい！！！！！ とってもありがとうございます！生きる活力です！！ (2021年8月24日 15時) (レス) id: a125b6a2dc (このIDを非表示/違反報告)
フランとベル - やっっったーーっ！続編めちゃめちゃ楽しみです！！絶対続編見ます！！！イ「熱烈歓迎イーピン感謝！」 (2021年8月24日 0時) (レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
いぇすたでぃ(プロフ) - もちろんついていきます！！めちゃくちゃ楽しみに待ってますね！！！ (2021年8月23日 20時) (レス) id: e601f9c87a (このIDを非表示/違反報告)
ぱるよ(プロフ) - フランとベルさん» フランとベルさん、はじめまして！ 興奮度の高いコメント、ありがとうございます！ やっぱり夢なんだから甘い皆がいいですよね、、んふ。 ぜひこれからも読んでやってください！ (2021年8月16日 23時) (レス) id: a125b6a2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるよ | 作成日時：2021年8月2日 14時
