狂愛31,七瀬遙:リクエスト ページ34
七「お前はどうしていつもこうなんだ
中学の頃はずっと俺の傍に居たのに
高校に上がった途端真琴や凛の家に
しょっちゅう遊びに行ってるだろ」
ハルの家
静かな居間で強く肩を掴まれ怒鳴られる
「でも、まこちゃんも凛も友達だし…」
七「お前が友達だと思っていても
男なんか何をするかわからないんだぞ
俺は…ただただAが大事だ
だから手も出さない
ずっとこの距離を保ってきた」
なんだか変な様子のハル
七「お前、凛の事が好きだろ」
「っ!!」
まさかあの鈍感すぎるハルが…
七「わからないとでも思ったか…?
俺は、こんなにAが好きなのに!」
ハルが引っ張ったカーテン
いつも開けられることの無かった場所
そこの窓一面には
わたしの写真がビッシリと貼られていた
「なに…これっ」
七「全部、お前だ…A」
「〜っ」
わたしは言葉が詰まって何も言えなかった
七「あぁ、この時のAは
俺の個人優勝を喜んでる写真か…
運良くどっかの知り合いが撮っていてくれたんだ
あっちは…悔し泣きするお前だ
全部が愛おしい
何を間違えて凛の事なんか見てるんだお前は
ここにお前をこれだけ愛してる人間がいるんだぞ
凛なんかやめろ
俺なら少しも傷つけずに
きちんと幸せにしてやれるから
こんな狂う程好きなんだ…A
もしお前がそれでも凛のとこに行くって言うなら
俺は、Aと凛を…一生会えない場所まで離さないとならない」
「ハル……?」
七「お前にハルと呼ばれるのも、これが最期かもな」
「うぅっ…」
ハルはグッとわたしの首を締め付けた
七「どんな感情でもいい
お前が俺だけを思った強い感情で見てくれれば
それだけでもう思い残すことはない」
最期にハルは
これからも大事にするからな
と囁いた
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陽菜 - イトナ君の別パターン書いて下さい。 (2022年8月9日 14時) (レス) @page28 id: 2834835203 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ - はい!千葉君の別パターン書いてほしいです! (2017年12月11日 21時) (レス) id: fa969f1936 (このIDを非表示/違反報告)
すふれ(プロフ) - リクで、ハイキューの赤葦くんお願いしゃーす! (2017年11月6日 21時) (レス) id: 56d1f2b34a (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - はじめまして、リクでマギの練紅覇はどうでしょうか? (2017年10月30日 21時) (レス) id: fd6fe91d43 (このIDを非表示/違反報告)
緑間信者のハナ子ちゃん(プロフ) - リクです!!緑間と高尾と氷室って可能でしょうか!?私の大好きな3TOPです! (2017年10月15日 22時) (レス) id: 314d1fd2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋日 | 作成日時:2017年5月11日 2時