狂愛19,桜井良：リクエスト ページ20
【本日の制限、残り2回】
桜｢そ、それでA…っさんは、どうしたんですか？｣
｢もう…さんはいらないって言ったでしょ？
同い年だし、付き合ってるんだよ？
良には、ちゃんと名前で呼んでほしいの｣
昼休みの屋上
桜｢す、スイマセン！！｣
気弱な彼と2人きり
｢いいよ、そういう優しいところが凄く好き｣
ただ彼は変わっている
青｢うっせーな、惚気けてんじゃねえよ｣
桜｢あっ、青峰さん！！！？｣
｢うそ、なんで！！｣
ふたりきりのムードをぶち壊したのは青峰大輝
青｢俺の特等席のすぐ真下で騒いでたのはテメェらだろ…お？
美味そうなもん食ってんじゃねぇか
一つくれよ｣
パクッ
｢あっ！｣
桜｢！！！｣
青峰くんはわたしのお箸で、わたしのお弁当のおかずを食べた
マズい…
青｢んだよアホみてぇな顔して
んじゃ、俺はとっととどっか行ってくらぁ｣
｢…｣
もう、制限は無くなった
どうしよう
チラリと良を見た
桜｢A……、僕達まだ、キスしてませんよね？｣
付き合って3ヶ月、お互い微妙に恥ずかしくてまだ出来ていない
｢うん…｣
返事をした瞬間
良は人が変わったようにわたしを思い切り引き寄せ、キスをした
良｢スイマセン！
…でも、もう5回過ぎちゃいましたよね、接触｣
わたしに課せられた制限
それは異性との接触回数
さっきの青峰くんの行動、関節キスが1度の接触を2回分まで引き上げた
こうなると取り返しがつけられない
桜｢僕言いましたよね…5回を超えたら、死にますって｣
｢待って、良…｣
桜｢ちょうど屋上ですし、飛び降りるにはもってこいですよ
この世のAが僕だけの人になれないなら
あの世の幻想に浸っていると決めたんです｣
良は躊躇なく屋上のフェンスをよじ登ろうとする
｢待って！ 待ってよ良！！！
さっきのは、わたしの不注意でもあるし…
良が死んでわたし1人になったら…ううん、1人なんて嫌だよ！
お願い、考え直して？｣
桜｢…じゃあ、命を懸けて誓ってくれますか？
一生僕だけの人になってください｣
その時の良は、いつもの気の弱さが
演技なのかと思わされるほど怖くて
でも吸い込まれる瞳だった
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陽菜 - イトナ君の別パターン書いて下さい。 (2022年8月9日 14時) (
レス) @page28 id: 2834835203 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ - はい！千葉君の別パターン書いてほしいです！ (2017年12月11日 21時) (レス) id: fa969f1936 (このIDを非表示/違反報告)
すふれ(プロフ) - リクで、ハイキューの赤葦くんお願いしゃーす！ (2017年11月6日 21時) (レス) id: 56d1f2b34a (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - はじめまして、リクでマギの練紅覇はどうでしょうか？ (2017年10月30日 21時) (レス) id: fd6fe91d43 (このIDを非表示/違反報告)
緑間信者のハナ子ちゃん(プロフ) - リクです!!緑間と高尾と氷室って可能でしょうか!?私の大好きな3TOPです！ (2017年10月15日 22時) (レス) id: 314d1fd2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋日 | 作成日時：2017年5月11日 2時
