クラスのマドンナは8年ぶりに再会してもマドンナだった【ちびまる子ちゃん】 (ページ3)

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成人式の前日にフランスでピアノのコンクールがあって日本行きの飛行機に乗れてやっと着いたんだけどもう式は始まってるからとりあえず幹事である丸尾君にメールでパーティーには間に合うように行くということは伝えた。
今は一人暮らしをしているためマンションに行ってはお母さんが買ってくれた白の膝ぐらいの丈のパーティードレスに着替えては大切な黒のリボンを腰に巻いて付けてはタクシーで会場に向かった。
会場に着けば丸尾君が待っていてくれていた。

『久しぶり、丸尾君……ごめんね、待たせちゃって』

丸尾「いいえ、気になさらないで下さい。みんな待ってますから行きましょう！」

丸尾君は相変わらずの眼鏡をしてはいたがやはり昔とは少し変わったように思えた。
丸尾君の手を取ってエスコートされながら会場に入るとみんな私の方を見てきた。
なんだが気恥ずかしくなりながら丸尾君に紹介してもらえぼ微笑んでみんなを見ると一斉に私の方に駆け寄ってきたので壇上から降りて話をすることに。

城ヶ崎「Aちゃん！会いたかった」

笹山「私も会いたかったよ」

『ごめんね、連絡出来なくて……私もみんなと会いたかった』

はまじ「お前美人になったな」

ブー太郎「ホントだブー、べっぴんさんだブー」

『ありがとう、褒めても何も出ないよ』

そんな風に話をしているといきなり私に抱きついてきた人物がいて驚いて私より背の低いその女の子を見ては優しく微笑んでいて。

『まるちゃん、久しぶり』

まる子「ずっと待ってたよ……Aちゃんが来るの……あの約束守るために」

たまえ「そうだよ……3人でした約束のために」

『うん……私も二人とした約束のために帰ってきたよ……二人からもらったこのリボンを付けて』

まる子「Aちゃん……うぅ……ｸﾞｽｯ」

『泣いちゃダメだよ……せっかく可愛い顔が台無しだよ』

まる子「わかった……じゃあ改めて」

全員「おかえり！」

『ただいま！』