クラスのマドンナは8年ぶりに再会してもマドンナだった【ちびまる子ちゃん】 (ページ18)

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それからもいろんな人が色んなことを告白していった。
藤木君が勇気を出して笹山さんに告白したり、小杉君が2年前のクリスマスケーキを1人で全部食べてしまったことだったりと盛り上がっていた。
次は私の番になりずっときめてたことを言うことに。

まる子「Aちゃんは何を言うのかな」

たまえ「楽しみだね」

『...私の告白は...小学校を卒業したらみんなと同じ中学じゃなくて東京の中学に行きます』

まる子「えっ...」

私の告白を聞いてみんなが唖然としていて私がごめんねとみんなに言うと女の子たちは私に駆け寄ってきて泣きながら行かないでと言われてしまい私も涙が流れてきていた。

まる子「行かないでよぉ...ｳｯ...」

たまえ「そうだよ...まだたくさん遊びたい」

『ごめんね...お父さんの仕事の都合で向こうに行かないといけないんだ』

城ヶ崎「じゃあお別れ会絶対やろ！」

笹山「そうだね」

『ありがとう、みんな』

私の告白が終わり次は丸尾くん番という時に雷が落ちてしまい停電が起こってしまった。
みんな慌ててしまいぶつかったりしてる子もいた。
私は雷が嫌いで思わず近くにいる人の手を掴んだ。

花輪「大丈夫だよ...僕がいるから」

『花輪くん...ありがとう』

花輪「ヒデじいのところに行ってくるよ」

手を握った相手が花輪くんだとわかり手を優しく握り返してくれればそれだけで安心できた。
花輪くんがみんなにそう言えば手を繋いでヒデじいを探しに行くことになり廊下を歩いていた。

『真っ暗だね』

花輪「そうだね...離れないよう」

『うん...わっ！』

花輪「危ない！」

何かにつまづいてしまいそのまま転んでしまったのだが痛みが感じないため目を開けると暗い中でも少し目がなれた先には私の下敷きになってる花輪くんがいた。

『ごめんなさい！』

花輪「いや、気にしないでくれたまえ」

そう言って花輪くんが顔を上げた時に私の唇と花輪くんの唇が重なってしまった。
何が起きたかを理解するのに時間がかかってしまい慌てて飛び起き唇を手で触れる。

花輪「すまない...その」

『きっきにしないで！...事故だから仕方ないよ』

花輪「あぁ...行こう」

そう言ってまた手を繋いで歩き出した。
そのあと無事にヒデじいを探し出してその日はヒデじいにみんなで乗せてって貰い家に帰った。
その日から1週間ぐらいはまともに花輪君の顔が見れなかった。
そして、このキスが私のファーストキスになった。