クラスのマドンナは8年ぶりに再会してもマドンナだった【ちびまる子ちゃん】 (ページ2)

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マドンナとの再会の巻ページ2

まる子視点

はぁ……成人式の式典は長いねぇ。
何回眠りかけたか……。
それにしてもAちゃんいつ来るのかな？
丸尾君が言うにはパーティーまでには来るって言ってたけどもうパーティー始まっちゃってるよ。

たまえ「遅いね……Aちゃん」

まる子「ホントだよね……本当は来ないのかな」

花輪「何を話してるんだい？」

まる子「花輪君……あんたの愛しの愛しのAちゃんがまだ来てないから心配してたんだよ」

花輪「なっ！……その言い方はやめたまえ、さくらくん」

たまえ「でも花輪君事実なんでしょ？……だってAちゃんが転校してから他の女の子にキザな言葉言わなくなったもん」

花輪「っ……彼女が僕にとって特別だからね……」

まる子「ヒューヒュー！カッコイイじゃん！でも、Aちゃんは昔からモテていたからライバル多いよ。特に大野君と杉山君」

昔からAちゃんは誰にでも優しくて頭も良くて運動神経も良くて悪いところなんてないと思うぐらい完璧でクラス中の男子達はAちゃんのことが好きだった。
私も男だったら絶対好きになってるね。
花輪君がAちゃんを好きだと分かったのは6年の夏にみんなで行った海で他のみんなの水着姿を見た時は褒めててくれていただけだったがAちゃんの水着姿を見た途端顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしていたから。
あの花輪君が好きになるなんて流石だよ。
花輪君の一番のライバルになるのは大野君と杉山君だと思い飲み物を飲みながら談笑してる二人を見た。
その時扉が開いてそこを見ると何故かタキシードを着た丸尾君と1人とっても美人な女の子がパーティードレスを着て舞台の方に歩いていった。

たまえ「すごく綺麗な人だったね」

まる子「ねぇー、誰なんだろう？」

丸尾「えー皆さん！大変長らくお待ちしました！我らがマドンナである鈴城Aさんが来てくれました！」

そう言って丸尾君は隣で少し気恥しそうにして笑っている美人な女の子を指さしているのを見てその場にいた皆が1度時が止まったみたいに固まっていたが理解をすれば皆Aちゃんの元にダッシュしていた。

まる子「Aちゃん……凄くきれいだねー」

たまえ「本当だよね……昔の面影あんまりないね」

まる子「ホントだね……」