二人の壁【赤井秀一】

4story~コナンside~ ページ5

次の日
学校帰りに博士の家に寄って榛原に話すことにした。
昨日蘭たちから聞いた話をしたら目を見開いて驚いていた。



ｺﾅﾝ「組織のやつなんだよな･･･その人は」


灰原「ええ･･･組織の中でも格闘系に関してその人より強い人はいない･･･運動神経もいいから接近戦では最強の人･･････」


ｺﾅﾝ「コードネームは･･･」


灰原「ベリーニ･･･」


ｺﾅﾝ「ベリーニ･･･」


灰原「彼女が動き出すってことは･･･組織もかなり本気みたいね」


ｺﾅﾝ「どういうことだ？」


灰原「組織の奴が知ってるかは知らないけど･･･彼女と私は小さい時から仲良くて親友だったの･･･今のあたしを見たらすぐに分かるわ」


ｺﾅﾝ「っ！･･･何とかしねぇと」


俺はなんとか策を考えようとしているのだが当の灰原はどこか嬉しそうな顔をしているため不思議に思った。



ｺﾅﾝ「珍しいな･･･お前が慌てねぇの」


灰原「彼女は･･･きっと私を殺しにこないわ」


ｺﾅﾝ「は？」


灰原「彼女･･･元々組織が嫌いで私に愚痴を言ってた･･･もしどちらかが抜けて見つけてもそのことを組織にも言わないと言っていたから」


ｺﾅﾝ「その話は信じれるのか？」


灰原「さぁ･･･でも、私は彼女を信じてるわ」



灰原が懐かしそうに見ている写真は灰原の姉の宮野明美さんと灰原･･･そしてもう1人綺麗な女性と撮った写真だった。
恐らくこの美人な人がベリーニ。

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