敵か味方か[ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ／切甘] ページ13
いつも通り訓練が終わり私は日課であるランニングをしていると少し声が聞こえてきた。
足を止めてその声がする方に行くとベルトルトとアニの声が聞こえてきた。
(何話してるのかな？)
そう思って近くの木の陰に隠れて話を聞くことにした。
少し罪悪感があったが実はベルトルトのことが前から気になっていたためアニと話してる内容がそういう恋人の会話なのかが気になった。
ｱﾆ「今度は私がやる･･･エレンがいる右翼側に」
ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「あぁ･･･アニの女型の巨人なら上手くいくよ」
ｱﾆ「あんたは大きすぎて遅いもんね」
ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「まぁ超大型巨人だからね」
私はその言葉を聞いて固まった。
二人は何を言ってるんだろう。
アニが女型の巨人？
ベルトルトが超大型巨人？
嘘でしょ･･･
その会話で固まっていたせいか背後から人が来てるのに気づけなかった。
いきなり背後から口に布を入れられ声が出せなくなり更に腕を縛られ連れてかれる。
ﾗｲﾅｰ「お前ら･･･何してんだ」
ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「ライナー･･･遅かったじゃないか」
ﾗｲﾅｰ「お前らがここで話をしてるからこいつに聞かれただろうが」
そう言って私と一緒にライナーは月明かりの下に行く。
私の顔を見た二人は驚きと絶望した顔をして顔面蒼白だった。
ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「何で･･･Aが･･･」
ｱﾆ「･･･あっ･･･あっ･･･」
アニは何故か涙を流していた。
なんとなく察した私は殺されるんだ。
何故だろう怖くもないし三人を恨んだりする気持ちもない。
ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「待ってくれライナー･･･まさか殺すつもりか」
ﾗｲﾅｰ「聞かれたからには仕方ないだろ･･･このままこいつを生かしておけば俺達が殺られる」
ﾍﾞﾙﾄﾙﾄ「でも！」
ﾗｲﾅｰ「私情を入れるなベルトルト！」
二人がいいあっているうちにアニが私に近づいてきてナイフを取り出して手を縛っていたロープを切って口についていた布も取ってくれていた。
『アニ･･･』
ﾗｲﾅｰ「アニお前っ」
ｱﾆ「Aは･･･絶対･･･絶対に」
『アニ･･･助けてくれてありがとう･･･でも私ここから逃げないよ』
その言葉に3人とも驚いた顔をした。
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向日葵 - とても面白いです!!!!!!リクエストで104期生の皆で王様ゲームして欲しいです。お願いします!!! (2020年9月21日 9時) (
レス) id: d802e72a2b (このIDを非表示/違反報告)
Fにゃん - とっても面白いです！リクエストでナナバでお仕置きお願いできますか！？ (2018年2月1日 18時) (レス) id: 73317db2a7 (このIDを非表示/違反報告)
千郷(プロフ) - とても面白いですよ！ (2017年6月3日 22時) (レス) id: 80f8429f70 (このIDを非表示/違反報告)
千郷(プロフ) - リクエストでリヴァイのS系お願い出来ますか？ (2017年6月3日 22時) (レス) id: 80f8429f70 (このIDを非表示/違反報告)
黒き怪盗(プロフ) - 桜さん» わかりました！ (2017年6月2日 19時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒き怪盗 | 作成日時：2017年5月24日 22時
