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 井ノ原side

昨日搬送されてきたAAちゃん。検査してみると心室中隔欠損症ということが分かった。
症状が出るのが遅い病気で自覚症状もなく、発見するのが難しい病気だ。
かなり重症で、肺高血圧も合併しかけている。肺高血圧になるのも時間の問題だろう。
辛いことだが、これからは運動ができなくなる。
どうやって伝えようか。相手はまだ中学生だし、現実を受け止められないかもしれない。

「(よしっ。)」

 ガラガラ

「Aちゃんの担当医をすることになりました。井ノ原快彦です。調子はどう?」

あ「別に・・・」

まだ緊張してるのかな?
そのあとは緊張をほぐすために色々な話をした。

 「(慣れてきたかな?)」

 「じゃあここからはちょっと真面目な話ね…」

Aの病気の事とかを一通り説明した。

 「あの言いずらいんだけど…」

そう言って俺は話を切り出した。「運動ができなくなる」ということをAに告げると相当なショックを受けていた。そりゃあ無理もない。こういう時にどういう言葉をかければいいのか。。。
未だに一生懸命落ち着かせることしかできない自分が嫌になる。
ショックは受けていても泣こうとはしないA。我慢しているのだろうか?それとも涙が出ないぐらい悲しいのだろうか。

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設定タグ:v6 , 病系 , 女の子   
作品ジャンル:タレント
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Miu(プロフ) - ぽんさん» 報告ありがとうございます!外しました。 (2021年7月2日 6時) (レス) id: f3c7e491b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Miu | 作成日時:2021年7月1日 17時

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