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ｼﾞﾆ「どうでした？怒られましたか？」
「えっあ、いや･･･別に」
ｼﾞﾆ「良かったぁ〜･･･そうだ、コーヒー入れたんでよかったらどうぞ」
「ありがとうございます･･･ん？そのニャオハどうしたんですか？」
ｼﾞﾆ「あぁ、この子は生徒達に入学時にあげる子です。この子は卵から孵ったばかりなので、今預かってるんです」
「へぇ･･･」
ｼﾞﾆ「あれ、もしかして初めてみます？」
「実は･･･ニャオハ自体は初めて見ました･･･」
ｼﾞﾆ「じゃあじっくり見てください、可愛い子ですよぉ〜･･･オスですけど」
ニャオハを渡されて抱っこすればにっこり笑う。
か、可愛い･･･ぺろぺろと頬を舐めてくる。
くすぐったい･･･。
ｼﾞﾆ「あらま、すごい懐いてますね」
「はっ･･･あ、いや･･･すみません」
ｼﾞﾆ「いいんですよ、人に馴れさせておいた方がいいですから〜」
「そ、そうなんですか･･･」
『ﾆｬｯ!!』
「あっちょっと」
ｼﾞﾆ「大丈夫ですよ、職員室内でしたら自由にさせてて」
そういうもんなのかな･･･。
窓が開いてるのが気になる･･･閉めておこう。
窓閉めようと近寄ればニャオハが私の肩に乗り、そのまま窓の外へとジャンプする。
「ニャオハッ！！」
勢いに任せて窓の外に飛び出してしまう。
えっ嘘っこんな高かったっけ･･･っ
ダメだっこれっ
『ﾋﾟｳｯ!!』
ｶﾞｻｻｯ
あれっ･･･痛くない･･･？
目を開ければ、トロピウスが背中に乗せてくれたようで着地する前に助けてくれたようだった。
「あ、ありがとう･･･助かった」
『ﾋﾟｳｩ･･･』
「怪我してないから平気･･･そうだ、ニャオハ」
『ﾆｬｰﾝｯ』
「良かった･･･怪我してなさそう」
ｼﾞﾆ「だっ大丈夫ですかァ！？」
「あっ･･･無事です、ニャオハも怪我は無いし･･･」
ｼﾞﾆ「いやっ貴方の心配してるんですよ！今行きますから待っててください！！」
バタバタとしているのが下からでもよく分かる。
スカート履いてる時に限ってこういうのが起こるんだからな･･･。
埃をはたいてからトロピウスをボールにしまう。
助けられてばかりだな･･･死ぬところだった･･･。
ｼﾞﾆ「はぁっ･･･はぁっ･･･怪我は！？」
「大丈夫です、ほらニャオハも無事です」
ｼﾞﾆ「貴方って人は･･･下手したら死んでましたよ！？」
「す、すみません」
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2023年2月23日 19時
