怖くない 2 ｰ立花仙蔵ｰ リクエスト作品 ページ10
し「あ、いた！A〜！」
喜「探したよ！」
「あ･･････しんベヱと喜三太･･･」
し「何してるの？」
「しゅ、宿題してるの･･･」
喜「でもまだここしか解けてないね」
「わ、わからなくて･･･ずっと考えてるんだ」
「「それなら！」」
し「立花先輩に聞くといいよ！」
喜「頭も良くて、後輩の面倒見がいいから！きっと優しく教えてくれるよ！」
「絶対嫌っ」
し「そんなこと言わずに！」
喜「僕たちAに立花先輩はいい人って話に来たんだよ」
影からひっそりとみんなで見守る。
う、上手くいくといいんだが･･･しかしAはすぐに首を横に振った。
「人にいい人だって思われてても私は怖い」
喜「そっかぁ」
し「じゃあ作法委員会の人に聞いてみる？」
笹「呼ばれてとび出てじゃーん！！」
「へ、兵太夫っ･･･」
黒「僕もいるぞ」
「さ、作法委員会の皆さん」
綾「やあ･･･まあ怖いって気持ちはわからなく無いかな･･･」
藤「ちょっと先輩･･･！」
綾「まあまあ･･･でもいい人ってのは事実だよ、委員会のためによく頑張ってくれてると思うし」
黒「宿題で分からないところとかも教えてくれるぞ」
「うっ･･･」
少しずつ話を聞いて顔を歪ませるA･･･。
まだだ･･･まだ･･･これじゃあ怖らがられてしまう。
これだけ言ってもダメだったら私は諦めるしかないな。
潮「険しい顔すんなよ、後は俺らに任せろ」
立「も、文次郎･･･」
潮「よォ、何してるんだ？」
「し、潮江先輩･･･それに六年生の先輩方･･･」
し「そうだ！同室の潮江先輩なら立花先輩のいい所分かりますよね！？」
潮「あぁ！あいつはな、自分にも厳しく･･･他人にも厳しい！そこはまあ･･･俺と一緒だな」
「やっぱり厳しい人なんだ･･･嫌だな」
立「(好感度を下げてどうする！！)」
文次郎はAに歩み寄り、同じ目線になる。
何か考えがあってあんな発言したのか･･･？
いや･･･文次郎に限ってそれは無さそうだな。
潮「まあ怖がる気持ちは分かる、あいつ怖いしな」
中「文次郎･･･」
七「怒ると焙烙火矢を投げてくるしな」
善「ちょっと･･･」
留「それに手もつけられなくなるからな」
綾「ちょっと黙っててください」
立「(好き放題言ってるな･･･後で覚えとけっ！！)」
「･･･やっぱり怖い人なんだな」
潮「あぁ、でもな 怖い人間なんていくらでもいる」
怖くない 3 ｰ立花仙蔵ｰ リクエスト作品→←怖くない 1 ｰ立花仙蔵ｰ リクエスト作品
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。他にもたくさん作品連載されていて忙しいようですね。こちらの作品は更新されないという事でよろしいですか? (7月22日 7時) (
レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。お元気ですか?お忙しいかもしれませんが更新していただけないでしょうか?返信いただきたいです。 (7月6日 10時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - こんにちは。もしコメントに気づいていただけたら返信いただきたいです。お忙しいかと思いますがよろしくお願いします。 (6月7日 13時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - こんにちは!お久しぶりです。お元気ですか?こちらの作品は更新されないのですか?お忙しいかもしれませんが返信お願いします。 (6月6日 11時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。お元気ですか?お忙しいかもしれませんが更新していただけないでしょうか?忙しい等更新厳しいなら返信いただきたいです。 (5月28日 8時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年12月24日 16時
