幸せ 195 ページ4
次は借り人競争
というか･･･あの二人･･･体力異常じゃないか･･･？
場地達は12レース中7レース目。
マイキー達はもう来てるのかな･･･もしかしてパーとかも来てたりして。
この感じじゃ･･･まだ来てないのかな？
万「あっいた」
龍「頑張ってんなー応援団」
「あ、みんな来てくれたんだ！」
林「弁当持ってきたぜ！！」
「本当！？ありがとー･･･」
三「場地とか何レース目？」
「7レース･･･これ借り人競争なの」
万「へぇ･･･借り人競争かー」
「うん、特徴の当てはまる人を連れてゴール」
万「イイネ、楽しそう」
龍「ほら、差し入れ。喉乾いてんだろ」
「ケンチン･･･」
三「おいおい･･･あっ次場地じゃね？あのロン毛」
「あっそうだね、がんばれー」
林「応援するなら全力でしろよ！」
万「あと千冬もいるみたいだな」
2人とも音ともにガンダッシュする
千冬のが若干早く着き、お題を見るなり驚いた顔をする
場地は私たちの方へと向かってくる。
「何何！？」
場「来い！！」
松「場地さーん、俺と一緒に来てください！！」
場「あ！？なんでだよ！」
松「憧れの人なんで！」
場「あー･･･じゃあ3人で行くぞ！！」
「だっちょっと！？」
万「ずるい、俺も行きたい」
龍「やめとけ･･･」
千冬と場地に引っ張られて人生で初めて、一番目にゴールをした。
ゴールテープを切るのってこんな感覚なんだ･･･
なんか面白いな。
『お題は？』
松「憧れの人！場地さんです！」
場「好きな奴」
松「！？」
『あ、えーっと･･･これってどっちが早かったのかな』
場「俺だろ！！」
松「場地さんでいいです･･･おいA？」
「づっ･･･かれた」
松「おいおい･･･」
『じゃああなたが一位で』
場「よしっ！」
「す、すごい、ね」
場「息きれてんじゃねぇかよ･･･」
松「(遠回しに告ったことと告られたこと･･･理解してんのか？)」
場「お前はマイキーのところ戻ってろよ」
松「あっでも終わりまでここで待ってるんじゃあ･･･」
場「そうなのか？」
足はやっ･･･い。
きつい･･･風になるってあんな感じなのかな･･･。
まだバイク乗った方がマシ･･･。
場「つか髪下ろしてるから暑いんじゃね？」
「それは･･･ある」
場「ほらゴム貸してやるから結んどけ」
「えー･･･」
場「ぶっ倒れても困るだろうが」
「それでサボれるなら･･･」
場「結べ」
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2021年12月8日 8時
