幸せ 84 ページ36
場「なんなんだあいつ･･･」
三「つかお前マジで俺のこと好きなの？」
場「んなわけねぇだろ、変な勘違いすんなお前」
三「だよな･･･よかった」
林「つか三ツ谷、骨ばった印象がある手足の細いやつ好きなの？」
三「･･･いままあ、そんな印象のあるやつな」
林「手足長ザル」
三「ふざけんなお前」
三ツ谷の好きなやつ･･･も気になるけど、あっちの会話の方が100倍気になる
車体を拭き終えて、少しバイクにもたれ掛かる。
羽「三ツ谷はその人のどこが好きなの？」
三「お前らに絶対相談しないって言っただろ」
羽「えーケチ」
万「っていうか場地、あっちみすぎ」
場「何話してるか気になるだろ」
万「ちょっと静かにして聞いてみよ」
静かにして聞き耳を立てる
案の定聞こえてくるのはエマの声。
エ『A本当に好きな人いないの？』
『だからいないって･･･』
龍『まあ男そんな好きじゃないしな』
『うん、まあ強いて言うなら･･･優しくて頼りになる人がいいよね』
エ『優しくて頼りに･･･ね、それこそ場地くんじゃん』
『えっなんで場地』
エ『だって頼りになるしいつも色々やってくれて優しいじゃん』
『たしかに』
俺たちは全員目を合わせる
あっちも恋愛トークしてたのかよ･･･。
万「今どんな気持ち？」
場「うるせぇ茶化すな！」
林「照れんなって」
羽「よっ！優しくて頼りになる男！」
場「お前らっ」
三「･･･優しくて頼りになる男なー」
場「なんだよその目は」
三「いや、幼馴染にはやっぱ勝てねぇなーって」
場「なんだそれ」
アホくさい会話に少し疲れてくる
優しくて頼りになる人なー･･･あいつの場合ばあちゃん居ねぇしいつでも頼れる人間って言えば
場「あいつの場合シンイチローくんのが好きなんじゃね？」
万「なんで兄貴」
場「だって優しくて頼りになるだろ」
万「喧嘩は弱いし女に振られっぱなしなのに？」
場「いやわからんけどさ」
「好きな人か･･･」
縁側に寝転んで考える
まあそんな恋愛なんて生き急いでも意味ないからなー。
時は金なり精神で待とう。
羽「どーも」
「どーも、バイクのメンテ終わった？」
羽「うん、完璧。Aは今眠いの？」
「んー？まあ･･･うーん、普通かな」
羽「そっか、寝るなら中で寝れば？」
「そうだねー･･･ここじゃ暑いし、マナルナの隣行こうかな」
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ルンバ(プロフ) - 夜月さん» 本当ですか！？あんまり伸びなくてちょっと悲しかったですけどそう言っていただけるだけで100倍元気です！！！更新遅めですがご贔屓にしてください！！！ (2021年8月28日 21時) (
レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - ルンバ故障中さんの小説私が好きな作品ばっかりで、びっくりしました!これからも応援してます！ (2021年8月27日 19時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2021年8月12日 17時
