オネガイ×ト×ジョウケン ページ3
「イルミさん!」
イ「なんだ、Aか・・・どうしたの?」
「ヒソカさんから助言をいただいて・・・あのっゾルディック家にお邪魔してもよろしいですか?」
イ「・・・目的としてはキルってところかな」
「はいっ」
イ「困ったなぁ、キルの事で乗り込まれると面倒なんだよね。母さんが特に・・・他の理由ならまあいいけど」
「他の理由・・・!?」
確かにモンスターペアレントみたいな人だったらキルア似合いに来たなんていえばきっと奇声発してる威嚇してくる
首を傾げるイルミさんは少し考えるとピンッと人差し指を立てる
イ「きっと俺の結婚相手ってことなら許してくれるよ」
「それはちょっと」
イ「すごいはっきり断るね」
「いやだって・・・」
イ「母さんうるさいんだよね、24歳なんだからそろそろ結婚相手見つけなさいって・・・写真とかすごい見せてくるんだよ。」
「・・・ん?24歳・・・!?いや、私もなかなかまずくないですか?私、12歳です。とても結婚できたものじゃないですよ」
イ「理由見つけて断るのやめてよ」
24歳という事実も少し驚き
キルアの兄だから、10代かななんて思ってたけど・・・バリバリ離れてるし。
じゃあヒソカさんも20代なのかな。
イ「どうする、それが俺的には1番手っ取り早いんだけど・・・下手にキルの名前出すと面倒だし」
気を使ってなのか、他に理由が考えられないのか分からないが・・・。
普通に友達としていくのはダメなのだろうか。
「友達として行っちゃダメなんですか?」
イ「それは俺も許さないし多分母さんも許さないと思う」
「でも私嘘はつきたくないです」
イ「意外と面倒な性格してるね」
「う゛っ・・・」
イ「そうだな・・・まあいいや、理由は考えながら行こうか」
そう言って電話をするイルミさん
電話をしながら歩き出すのについて行く
あっちょうちょ。
イ「それじゃあよろしくー・・・ちょっとどこ行くの」
「えっ?あ、ちょうちょがいて」
イ「馬鹿なの、見つけたものに着いてくのやめてよ」
「癖で・・・」
イ「(そりゃ手を繋いで縛りたくなるな)」
「で、今はどちらに向かってるんですか?」
イ「ホテルの屋上に呼んだから」
グイッと抱き上げられる
屋上ならエレベーターで行けばいいんじゃないのかな
そう思った矢先。
屋根を登り、建物を登り、屋上へ連れていかれる
イ「よいしょっと、大丈夫?」
「なんでっなんでっ普通に行かないんですか・・・」
イ「こっちの方が早いから」
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雛(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥!!読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます! 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです!!心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください!応援してます! (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ | 作成日時:2021年1月11日 23時