アッテ×ミテ×ハナス ページ4
しばらくすると飛行船が到着する
すごい雰囲気で家･･･いや屋敷が建っていた、しかもものすごく広い。
案内されるがままに中に入る。
「すごく･･･広いですね」
イ「ん？あぁ、相当広いと思うよ。敷地内なんて山と樹海を囲むくらいだからね」
「へぇー･･･」
？「あらおかえり、イル･･･隣の方は？」
イ「ただいま、この子はAだよ」
イルという愛称で呼ぶ人
よく見れば貴族のようなドレスを着ていて目には･･･機械？
私はお辞儀をする。
そう言えば理由をどうするんだろうか
キルアの友達なんて言ったら怒られるらしいし･･･。
イ「試験中に出会った子でね、気に入って連れてきたんだ」
ｷｮ「あらそうなの、私はキキョウ。イルの母ですわ」
「あっどうも、Aです。」
ｷｮ「素敵な子ね、キルと同じくらいかしら･･･」
イ「うん、12歳だってさ。」
ｷｮ「貴方イルの事どう思う？素敵な子でしょう？」
「えっ！？あ、はい･･･素敵だと思います、背が高いし優しいし･･･あと髪がすごく綺麗で」
ｷｮ「そういうことを聞いてるんじゃないんだけど･･･飾らない素敵な子ね、どう？イルの所に嫁がない？」
「あっいや、遠慮しときます･･･」
こういうことか、嫁ぐとかいう発想になることを理解してたのかイルミさんは･･･。
めちゃめちゃグイグイ来るなこの人･･･。
ｷｮ「今までの子とは違って謙遜するのね、私も気に入ったわ！」
イ「(普通に拒否してるだけなんだよね、そもそも嫁に貰うつもりもないし)」
「(助けるつもりないなあの人。)」
ｷｮ「じゃあ今日はご馳走にしなきゃね、貴方はイルのお部屋で話してきて！」
イ「わかったわかった、じゃあ行こうか」
私は軽く頭下げてイルミさんについて行く
廊下は空気は冷たく異様な雰囲気を出していた。
何も言わないイルミさん。
「･･･あの」
イ「何？」
「勘違いされたままでいいんですか？」
イ「俺は元々嫁にとるつもりもないし、キルに会えば満足でしょ？」
「･･･私は会うだけじゃ満足できません、目を見て話してキルアが何をしたいかを知りたいです」
イ「Aはキルをどうしたいワケ？自由にするとかいう偽善だったらやめてよ」
「私はキルアの友達です、キルアがここにいたいなら止めません。無理矢理なんて間違ってますから」
また静かに歩くイルミさん。
兄としての心配なのか
キルアを暗殺者としてみた一個人としての意見なのか。
私にはわからなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 314人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (
レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥！！読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます！ 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです！！心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください！応援してます！ (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルンバ | 作成日時：2021年1月11日 23時
