自己責任と嫌悪 ページ5
「えっ･･･」
母は自室に戻って2人だけの空間になる
足はもう二度と動かない･･･？なんでっ･･･あの時だって大したことないって言ってたじゃないか
私はしゃがんで兄と同じ目線になる･･･真っ直ぐな青みがかかった目は私を見つめる
勇「脊髄やったみてぇなんだ、他のところは異常なしで下半身だけが異常ありって感じだ･･･下半身不随ってヤツだ」
「じゃあ･･･陸上ももう」
勇「もう選手は無理だ」
言葉を遮って聞きたくなかった･･･私が陸上を始めた理由はもう一つ、沢山の人と競うことと･･････兄を越すことだった。
兄は私の憧れで目標であったから、そんなアンタがこんなことじゃあ
「私がやる意味なんて･･･っ」
勇「言うと思ってたぜ･･･またそうやって泣くしかわんねぇな」
頭をくしゃくしゃと撫でられる･･･ポロポロ床に落ちる雫は静かに散っていく。
私のせいだ･･･兄にはまだ伸びしろがあった、どこまで伸びるモノ私が･･････っ切り落としてしまったんだ
泣いて･･･泣いて泣いて泣いて、過去に戻って今すぐ自分に伝えたい･･･あの時の
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勇「でも俺は今まで通り陸上に関わることをしてくつもりだぜ！お前の最高のサポーターになってやるつもりだ！」
どこまでも前向きで･･･たまに目が眩むんだ、前が見えないくらいに
手を差し伸べてくれてても見えなくて捕まえられないんだ、ごめんなさい･･･今の私じゃ貴方の隣は程遠いんだ
「ありがとう･･･ごめんなさいっごめんなさい！」
勇「俺の分まで頑張ってくれよな」
心の底から応援してくれる反面･･･どこかではまだ続けたかった、もっともっと記録を伸ばしたかった･･･という気持ちが拳から伝わってくる
握った拳を私が覆ってひたすら謝り続ける･･･本当にごめんなさい
次の朝を迎える･･･気分が悪すぎても朝練へ向かう
歩いて何時間もかかる道をまだ朝もくらいうちに家を出て学校へゆっくりと向かう･･･ザリザリッと砂利を踏む音だけが耳に入り込む
このペースでは間に合わない事は分かってる、イヤホンを耳にかけて音楽を流す
ネックウォーマーで前髪を上げてフリーランニングをする、体だけが自然に動いて考え無しに走り回る
学校に着いたのは一番まだ朝練まで1時間くらいあるのだ
人が来ないうちに黒Tシャツに着替えて下は陸上のパンツに着替える･･･ボールをひとつ取って壁に向かってサーブを打つ
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ルンバ(プロフ) - いつきさん» うわわっ！すみませんでしたァ！！汗 サッカーの方とルール混じってしまって･･･ご指摘ありがとうございます！ (2019年8月19日 22時) (
レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - すみません気になるところがあったので少し指摘させていただきますね。オーバーを深くやった時に取られるのはダブルタッチではなくフォールディングです。あと、ダブルタッチじゃなくてダブルコンタクト、またはドリブルです。長々と申し訳ありません┏○┓ (2019年8月17日 15時) (レス) id: 829c2ff214 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 咲夜さん» いえいえ！コメントありがとうございました！答えられる範囲でお答えします！！ (2018年10月16日 22時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - すみません、わざわざ返信ありがとうございます!! (2018年10月16日 21時) (レス) id: bdb01ef65b (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 咲夜さん» 返信遅くなりました！そうですね･･･結果ネタバレになってしまいますが夢主は今は選手としてですが公式戦などは原作通りにしていきますので、質問に答えられていませんが後々と言うたことで（深く考えずに作ってました申し訳ないです） (2018年10月10日 23時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2018年9月30日 23時
