【忍たま】用具委員会には、引きこもりの五年生がいるそうです。1

尾「元々主犯はお前だ！」竹「そうだ！自首しろ！！」鉢「絶対やだ！死にたくない、殺されたくない！」竹「だれに！？」 ページ40

「＜休みの日もこうして書類書いてますよね＞」

山「まあな･･･補修や居残りで時間が無くてな」

「＜･･････奥さんとの時間が無くてやじゃないんですか？＞」

山「いや･･････まあ、な」

「＜やめないんですか？この仕事＞」

山「やめはしないさ･･･一年は組が卒業するまではな･･････辞めるとしたら、卒業してからだな」

「(やっぱいい先生)」

山「卒業までは見守ってやりたいからな、家族のことも大事だが･･･やはり同じくらいに生徒も大事だからな」

「＜流石です＞」

山「･･･褒められるような事は言ってないが」

「＜･･････そうですね＞」

当たり前のことそう思えるこの人が一番すごい

「(自分にとって･･･何が大事か、生きがいか･･････分かってるんだな)」

生徒を見守ること、成長を見届けること
それはまるで彼らの親のように暖かい眼差し

「＜失礼します＞」

山「あぁ、ひきこもりすぎて体を壊すなよ」

「＜はい＞」









「＜みたいな感じですかねー、やっぱり家族も生徒達も大事みたいです＞」

母「･･･そう、あの人らしいわ」

「＜とても良い先生です、教えてもらえることがとても誇らしいです＞」

母「･･････そんな話きいたら、連れ戻せなんてなかなか言えないわね」

「＜内心は戻りたいでしょうけど･･･気長に待ってみては？＞」

母「そうね、まだまだ･･･時間はあるもの」

「＜はい＞」

母「利吉が帰ってくる前にお夕飯のしたく済まさなきゃね」









･･･暇だ、いや手伝いをするつもりだったけど

買い物行ってしまわれたので寂しく正座して待ってる
幕を破って忍術学園に帰ろうかな((

((ﾋﾞﾘｯ

滝「なっ先輩！？」

「＜はぁい、久し振り＞」

滝「ここ4年生の長屋ですよ･･･」

「＜いやぁね、山田先生の奥さん帰るまで暇なんだよ･･･なんか面白い話して＞」

滝「唐突！」

綾「それなら面白い噂を耳にしましたよー」

「＜へぇ･･･＞」

綾「久々知先輩と竹谷先輩が現在進行形で喧嘩中だとか」

「＜くそほど面白くない、座布団持ってけ滝夜叉丸＞」

滝「え！？」

「＜冗談、つかなんでそのふたりが喧嘩してるんだ＞」

綾「なんか、豆腐がどーのこーの」

「＜いつもの事だしばらくしたら収まるだろう＞」

滝「･･･やっぱり五年生のことをよく理解してらっしゃる」

「＜一応同級生だからな、今は口は聞かないが＞」

滝「やっぱ怒ってるんだ」

「＜もちのろん＞」

鉢「そりゃあ潮江先輩？」尾「疑問形かよ」竹「つかあいつ誰に怒ってんの？」「＜雷蔵と兵助以外＞」竹「おほぉ！？」→←「（絡みがウザすぎる･･･妖怪のせいか）」尾「あ、あのドッキリは全部三郎のせいだから」竹「俺たち悪くない」「「ねー」」鉢「裏切ったな貴様ら！！」

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