【忍たま】用具委員会には、引きこもりの五年生がいるそうです。1

「...」留「足速くなったなぁ!!だが...」ガシッ「！！」留「まだまだだな」 ページ4

「＜じゃ＞」


尾「ん、気を付けて帰れよ」


「＜あぁ＞」


((ガラッ




留「やっと見つけた」


((ガッ



留「そう、すぐ閉めるなよ！！」


「...」


尾「...食満先輩、いつからそこに」


留「ずっと此処に居た」


尾「(気づかなかったー、ごめんA)」


留「っと((スパーン」


「！！」


留「ちょっと...面かせ！！！」グイッ


尾「(あ、これあとでAにボコされる)」


「＜すいません、離してください＞」


留「ヤダ、離したらお前どっかいくだろう」


「＜別に行きませんよ＞」


留「いや、行く！！！」


「...」ガッ


留「ッテ！！！離さないくらいで打つなよ！！地味に痛いから！！！！」


「＜あ、勘右衛門＞」


尾「ん？なに？」


「＜そこの墨とって＞」


尾「分かった、はい」


「＜ありがとう＞」バシャッ


留「のわっ！！！！何しやがる！！！」


尾「あー、そういう事...」


「＜あーはっはっは、ザマァ＞」


尾「顔が見えない状態でその紙を出されると怖い」


「＜そうか？＞」


留「人に墨ぶっ掛けといてなんだその会話は！！！！！」


「＜手、離してくださいっていうか私何かすればいいんですか＞」


留「作兵衛たちにもお前のことを紹介しなきゃいけないんだから...」


「＜さっき部屋に入ってきた子たちですか＞」


留「クラス、名前をフルネームで言ったら離してやろう」


「＜一年ろ組、下坂部平太。一年は組、山村喜三太。
一年は組、福富しんべヱ。三年ろ組、富松作兵衛＞」


留「何で言えるんだよ！！」


「＜この前言いました＞」


留「グッ！！」


尾「と、いうか...いつまで人の部屋の前にいるんですか」


「＜悪い＞」


留「はぁ、今日は許してやる」


「＜やったー＞」


留「だが！！明日の休み俺にちょっと付き合え」


「＜何にですか＞」


留「明日、伊作に頼まれて一緒に薬草摘みに行くんだ
それに手伝え」


「＜手伝うくらいなら＞」


留「顔の頭巾は、外してけよ」


「＜嫌です＞」


留「来なきゃ、お前の押入れに行くからな」


「＜頭巾を外す意味が分からない＞」


留「久しぶりにお前の顔を見たいからな」


尾「あ、俺も！久しぶりに見たい！！」


「＜勘右衛門が言うなら＞」


留「対応の差が！！！！」


「＜気のせいです＞」


留「明日来いよ、朝正門で待ってる」


「＜ん、分かりました＞」


尾「(いいな、俺も行きたい)」

「<キャー、変態>」留「声に出されなだけましか...」尾「みなさーん！！ここに変態が居まーす！！」→←留「あ、いた！！」「((ダッ」作「！？早っ！！」

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