【忍たま】アイドル学年のファンくノ一は物理的に壁になる

26 ページ27

「臭っ･･･これ何の薬ですかぁ･･･」

善「傷薬だよ、結構使うんだよ･･･僕が」

「あれま･･･じゃあ沢山作らなきゃですね」

善「ごめんね、いつも手伝わせて」

「いいんですよ、楽しいから」

善「そう？なら良かったけど」

「でも四年生ってすごいですよね〜」

善「そんなに･･･？」

「そうですよ、あんなに人に影響与えられる人ってなかなかいないですよ？」

善「･･･まあそうだけど」

「守一郎くんのあの優しさにリア恋しそう、ﾃﾞﾍﾍﾍ」

善「あははは･･･」

「四年生で誰が好きですか？」

善「･･･そう言われてもな、うーん･･･まあ･･･タカ丸かな、無害だし」

「同い年ですもんね、彼素敵すぎて好き」

善「みんな好きなんでしょ･･･」

「はい！！！！！！」

『失礼しまーす』

池「怪我しちゃ･･･失礼しましたー」

「おいおいおい、見過ごせないなぁ？怪我かい？どうしたのかね？」

池「やめてください、触らないでください、鬱陶しいです」

「伊作先輩！この子のことどう思います！？」

善「あははは･･･どこ怪我したの？」

池「泳ぎの練習してたら、池に手裏剣があって･･･切りました」

善「A傷薬と包帯を」

「はい、意外と怪我するんだねー」

池「バカにしてます？」

「いや？」

池「(なんかムカつくなぁ･･･)」

「で？タカ丸さん最近どう？可愛い？好きになったかい？ん？」

池「また始まった･･･嫌われますよ？」

「あははは！何言ってるんだ、もう嫌いだろ？」

池「開き直ってるし･･･」

「で、どう？」

池「別に･･･良い先輩だなとは」

「だよねぇぇぇぇ･･･なんというの？大人の余裕？かっこいいよねぇ･･･」

善「終わったよ」

池「あ、ありがとうございます」

「あ゛まだ話は終わってなっ」

池「失礼しましたー」

「･･･逃げられた･･････なんで？」

善「そういうところだよ」

「なんで！？」

善「さっ今日はもう終わりでいいよ、ありがとう！」

「じゃあ暇なんでまだここいますね」

善「いてもいいけど、ここも暇だよ？」

「暇じゃないですよ、伊作先輩いるし」

善「まあいいけどね、お茶いる？」

「やめときます、かけられるんで」

善「ごめんね･･･」

「その代わり、私が持ってきますよ！」

善「ありがとう･･･転ばないでよ」

「不運じゃないで平気ですよ」

善「･･･そうだね」

27→←25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す