【ハイキュー!!】面倒くさがり女子と愉快な仲間達【短編集】

４話 ページ29

『あぁ…疲れた…』
黒尾「お前何回人の足踏むんだよ…」
『半分はわざとです』
黒尾「やめろよ」

一曲だけ踊りすぐさま休憩する

黒尾「お前もここに来てるってことは、やっぱ王子の妃になりたいのか？」
『王子？なにそれ、違いますけど』
黒尾「は？」
『いや、なんかヘンな人に舞踏会行って来いって言われたんですよ』
黒尾「…お前ってホントに何者なんだよ…」
『お兄さんこそ何者なんですか』
黒尾「俺か？…秘密だ」
『じゃあお互い秘密でいいんじゃないですかね』
黒尾「フッ、それもそうだな」

刹那、突然照明が暗くなり、広間の真ん中辺りにスポットライトが当てられる

『なんか喋ってますね』
黒尾「あぁ、王子様のご登場みたいだな」
『まじかー』

すると階段のほうにスポットライトが当てられ
そこからイッケメーンが出てきた

岩泉「ここにいるアホ面…お方が我が国の王子」
及川「及川徹でーす！」

…

『私この国出ていきたいって今この瞬間初めて思いました』
黒尾「あぁ、その時は連れ去ってやるよ」
『ありがとうございます』

なんだあのあほ全開な感じ…

バチッ

『どうしましょう目があったんですが』
黒尾「こっちにきてるぞ…」
『逃げたい』
黒尾「どうせつかまるぞ」

とかなんとか話してるうちにその人は目の前に立っていた

及川「君、名前なんて言うの？」
『Aです…』
及川「ならAちゃん！俺と一曲踊りませんか？」

助けを求めようと隣を見るとお兄さん(黒尾)はいつのまにが消えていた

『わ、私でよければ…』
及川「ありがとう！」

な ん で だ よ (白目)

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