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早起き ページ7

「はよーす」

「「「!?!?」」」

「…え、何」

万里が朝起きて談話室に行くと

談話室にいる全員が目をひんむいていた


「ば、万里くんが早起きしてる…!」

「おい迫田外やり降ってねぇか」

「降ってやせん!アニキそれメガネ逆にかけてますぜ!」

「お、おはよう万里どうしたんだ?」

「おは、お前が早起きとかどんなイベ起こったん?」



「…酷くね?」


いや、確かにいっつも学生組が学校行ってから位に起きるか昼くらいに起きるかだが

そこまで、言う?

少し涙目になった万里だった

ごめんなと、臣に少しだけご飯を多くしてもらったから許すが


ーー


「ご馳走さん!

…じゃ、俺行くわ」

ご飯を食べ終わり、食器を片付け

万里は鞄を持つ

「えっ、早いね万里君!」

ここから学校まで歩いたとしても、恐らく教室は開いてないだろう

「あー…まぁな」

「…怪しい」

真澄がじとりとした目でこちらを見てくる

変な所で鋭い


「何もねぇって、センコーに呼び出しくらってんだって

じゃ、先行ってるわ」

逃げる様に万里は談話室を出た

「万里くん、どうしたんだろう」

「…アイツ、昨日スマホににやけてた」

「えっ?」

「…女か」

「え、ぇえええ!?彼女?!」

咲也が頬を染めて驚く

「ネオヤンキーの事だから、どうせスグその女ぽいだろうけどね」

「ゆ、幸くん…」

「そうか〜?スマホみてにやけてる位だから、ガチなんじゃねーの?」


万里の知らない所で

皆の中で

『万里に彼女できた説』ができた

そして同時に

『本命』か『ポイ捨て』かを賭けていた

万里へのイメージが酷すぎる

確かに前までそうだったけど!!

でも、大丈夫ですよ皆さん

今回はガチなんです


さて、談話室で何が起こってるか知らない万里は

大きな家の前に立っていた

「(でっか…)」

名札には
海咲の文字

あってる

「(金持ち…)」

まぁ、自分もそうなのだが…

和の家の大きな家は謎に緊張する万里であった

少し震える指で

チャイムを押す

「……」

この間が地味に苦手だ

『はーい』

「!」

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紅葉-くれは- - めっちゃいい話しだった…(;д;) (2018年3月25日 0時) (レス) id: 42f83da7c4 (このIDを非表示/違反報告)
ますみすみ(プロフ) - 一言いいですか...。最高でした!!! (2018年3月24日 23時) (レス) id: 43e6e1321d (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 続き気になります!更新頑張ってください♪ (2017年5月25日 18時) (レス) id: 00707a52c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お嬢(眼鏡野郎) | 作成日時:2017年5月23日 19時

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