ボンゴレ式修学旅行 part１ 【ソラさんリク】 ページ41
現在、バスの中。
隣には機嫌の悪そうな雲雀。
騒がしいバス内。
妙に浮かれる奴ら。
リボーン「全員、来てくれたみたいで安心したぞ」
バスの前方で、マイクを片手に喋るリボーン。
皆の視線がリボーンに向く。
A「まぁ、恭弥は俺が無理やり連れてきたんだけど」
今日と明日で、ボンゴレ式修学旅行らしい。
誘われたので、好奇心で行くことにしたA。
どうせなら、という気持ちで雲雀も連れてきた。
骸も行くらしい、と言っただけでついてきたから簡単なものだ。
ツナ「それでこのバス、どこに向かってるんだ？」
リボーン「言ってなかったか？
今回は温泉を楽しむ修学旅行だぞ」
京子「温泉！？
わぁ、楽しみだなぁー！」
ハル「温泉と言ったら女の子の楽園ですもんね！」
A「男の楽園でもあるよなー、ツナ？」
ツナ「な、何でオレ！？」
A「考えてることがバレバレだから」
ニヤニヤと笑いながら、ツナを見る。
ツナの顔は赤くなっていった。
A「覗くなら、気付かれないように覗くんだな」
ツナ「だから！覗かないって！」
骸「安心しなさい。沢田綱吉」
背後から聞こえた声。
骸「僕は幻術が使えるので。
いざとなったら、頼ってくれてもいいですよ？」
ツナ「ここに覗きを宣言した奴が！！」
雲雀「殺すよ、果実」
ふとAが京子とハルに目を向けた。
不安そうな顔をしている。
女子の前で覗きの話をしているんだ。
当然か……。
了平「やい！骸ォ！覗きはこのオレがさせん！！
女子の……！！京子の体を見ようなどというハレンチなことは……！！！」
骸「クフフ……。
覗きなど、男子中学生の修学旅行のお目当てと言われるほど」
立ち上がる骸と了平。
了平「いいだろう……。
その勝負、受けて立つ！！」
骸「余裕でいられるのも今のうちですよ？
最も、僕の目的はAの体……」
骸の言葉を遮るように、骸の顔面を硬い拳で殴った。
バスの後方まで吹っ飛ぶ骸。
Aは顔を上げ、男共を睨んだ。
骸を殴ったその拳を見せる。
そして眉間にシワを寄せながら笑った。
A「覗こうとするのは自由だが、命の保証はしねーからな。
覚えとけよ」
少し頬が赤くなる京子とハル。
クロームは苦笑いをしてた。
クローム「男前……だね」
息を呑む男子達。
リボーン「ついたぞ、お前ら」
一瞬で楽しい修学旅行が命がけとなった男子達だった。
ボンゴレ式修学旅行 part２→←初詣で願うのは 【ルルさんリク】
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Ren(プロフ) - まつ姉さん» ありがとうございます！ｗｗ (2015年12月15日 13時) (
レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
まつ姉 - 骸のキャラ崩壊が面白いwwwwwwwwww (2015年11月30日 0時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - ヒバリン大好き人さん» 雲雀オチは私も好きなんです！ありがとうございます！まだまだ頑張ります！！ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
ヒバリン大好き人 - はじめまして！この小説、とっても面白いです！！ヒバリンオチが、とっても好きで、今まで見た中でも、一番面白いです！これからも、頑張ってくださいね♪ (2015年3月18日 20時) (レス) id: de4490dd3a (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 範人さん» 初めまして。本当ですか！？そう言っていただけて、とても嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2015年3月5日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｒen | 作成日時：2014年10月3日 22時
