ボンゴレ式怪談話 中編 ページ29
A「ど、どーせ！そんなオチだと思ったよ！」
ツナ「まぁ、幽霊なんているわけないしね……」
明らかに動揺を見せる２人。
Aはクロームに、ツナは獄寺にしがみついていた。
そんなAを見て不機嫌そうにする奴が２人ほど。
雲雀「ねぇ、普通は彼氏に抱き付くでしょ」
A「恭弥だと絶対、なんか悪戯してくるだろ！」
骸「ならばそこはクロームではなく僕にィ！！」
A「失せろ、果実」
恐怖心のせいか、いつもより言葉に棘があった。
リボーン「そんじゃ、次は……獄寺だな」
リボーンから言われると、獄寺は顔を歪めた。
獄寺「じ、実はついこの前のことなんスが……。
１０代目のご自宅に行ったんです」
ツナ「え！？オレん家の話なのー！？」
獄寺「インターホンを鳴らすと、いつものようにお母様が出られたんです。
そしてオレはドアをいつものように開けました……。
そうしたら、玄関先に髪の長い……」
ツナ・A「ヒィィ！！」
獄寺「オレの姉貴がいたんです！」
A「怖い話じゃねェだろ！！それ！」
安心するツナとA。
先ほどから、怪談話ではなくなっているような。
獄寺「それでその先の記憶がないんですよ……」
ツナ「その先の予想はつくな……」
ため息が出たツナとAとリボーン。
リボーン「もっとまともな話はねーのか？」
了平「オレはあるぞ！」
自身あり気に手を挙げた了平。
期待はせずに了平の話を聞いた。
了平「家でトレーニングしようとして、サンドバックを用意したんだ。
そして気合いを込め、一撃を放った……。
そうしたらサンドバックに穴が開いたのだ！」
A「テメェが強くなりすぎただけだ！ボクシングバカ！！」
予想通り、どうでも良い。
というかくだらない。
しかし、Aはその時思った。
このままいけば、怖い話を聞かなくて済むのではないか……と。
リボーン「もっとAを泣かせるような話はねーのか？」
A「なぜ、俺を泣かせる！？」
だが、ここにいる奴の半分はバカ。
そんな話をする奴など……。
ニヤリと確信したとき、スッと手が上がった。
その光景に言葉を失った。
何故なら……
クローム「本で読んだ話なんだけど……」
Aの隣にいたクロームが手をあげていたから。
クロームはバカではない。
Aは“終わった”と心の中でそう思った。
ボンゴレ式怪談話 後編→←ボンゴレ式怪談話 前編 【抹茶さんリク】
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Ren(プロフ) - まつ姉さん» ありがとうございます！ｗｗ (2015年12月15日 13時) (
レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
まつ姉 - 骸のキャラ崩壊が面白いwwwwwwwwww (2015年11月30日 0時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - ヒバリン大好き人さん» 雲雀オチは私も好きなんです！ありがとうございます！まだまだ頑張ります！！ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
ヒバリン大好き人 - はじめまして！この小説、とっても面白いです！！ヒバリンオチが、とっても好きで、今まで見た中でも、一番面白いです！これからも、頑張ってくださいね♪ (2015年3月18日 20時) (レス) id: de4490dd3a (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 範人さん» 初めまして。本当ですか！？そう言っていただけて、とても嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2015年3月5日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｒen | 作成日時：2014年10月3日 22時
