ボンゴレ式怪談話 前編 【抹茶さんリク】 ページ28
A「行きたくない」
雲雀「僕だって面倒だよ」
A「帰ろう？うん。
今からでも遅くはない。うん」
雲雀「と言ってももう着いてるから」
夜道。
目の前には並盛市民館。
Aは大きなため息をついた。
A「こんな行事はいらない。
なくなればいい……失せろ……」
ブツブツと独り言をつぶやくAを置いて、１人市民館へ入っていく雲雀。
Aは慌てて後を追った。
今日はボンゴレ式怪談話大会だとか。
リボーンに強制的に来るよう言われた。
雲雀「というか君、そんなに怖いのダメだったっけ？」
A「誰のせいだと思ってるんだ！」
雲雀「僕のせいって言うの？」
A「……ま、間違ってなくもないが、あってなくもないな」
(詳しくは“雪の少女は高校生！”の１１話と１５６話を参考に)
リボーン「やっと来たな」
市民館に入ると、奥の部屋にリボーン達がいた。
というか、電気がついていない。
A「暗い！こんな暗くすると目が悪くなるんだぞ！？」
ツナ「あはは……」
山本「テレビ見なきゃ大丈夫だって！」
ツナ「さすが天然……」
ツナはきっと半分ビビってる。
雲雀とAは開いているスペースに座った。
クロームが隣だったからよしとしよう。
リボーン「んじゃ、今からボンゴレ式怪談話大会を始めるぞ」
盛り上がる山本や骸や了平辺り。
A「はぁ……」
Aはクロームに寄り添い、ため息をついた。
けど、来てしまったものは仕方がない。
最後まで聞いてやる！
リボーン「んじゃ、まずは山本からだ」
山本「おう！」
楽しそうな山本。
すると一気にしんみりとした表情になった。
ビビりの奴らが息を呑む。
山本「こいつは野球部の後輩から聞いたんだが……。
夜遅くまで自主練をしてた奴がいたんだ。
７時くらいになって切りあげようと片づけを始めたら、どこからか野球ボールが転がってきた」
彼女は、よくあるパターンだと何回も自分に言い聞かせた。
山本「それを拾って辺りを見回してみるが誰もいない……。
そしたらその時………ビュゥーって！！」
ツナ・A「わァァ！！」
山本がいきなり大声をあげたので、２人が驚いた。
山本「すっげー風でさー！
それ、風に流されただけだったみてーなんだわ！」
愉快に笑う山本。
Aの心にちょっとした殺意が目覚めた。
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Ren(プロフ) - まつ姉さん» ありがとうございます！ｗｗ (2015年12月15日 13時) (
レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
まつ姉 - 骸のキャラ崩壊が面白いwwwwwwwwww (2015年11月30日 0時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - ヒバリン大好き人さん» 雲雀オチは私も好きなんです！ありがとうございます！まだまだ頑張ります！！ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
ヒバリン大好き人 - はじめまして！この小説、とっても面白いです！！ヒバリンオチが、とっても好きで、今まで見た中でも、一番面白いです！これからも、頑張ってくださいね♪ (2015年3月18日 20時) (レス) id: de4490dd3a (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 範人さん» 初めまして。本当ですか！？そう言っていただけて、とても嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2015年3月5日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｒen | 作成日時：2014年10月3日 22時
