７日間旅行 ５日目 ページ20
雲雀「だから、移動時間が長いって」
A「それはもうわかったよ。
それより、ここ１度来てみたかったんだ！」
Aの嬉しそうな声が雲雀の耳に響く。
５日目。
場所は横浜の中華街。
雲雀「僕はあまり行きたくないな……」
小さく呟いた雲雀。
しかしAの耳には、はっきりと聞こえていた。
A「何で？」
雲雀「お金がかかるからだよ……」
A「大丈夫だって！
今日はそんなに食べないからさ！」
疑いの目でAを見る雲雀。
Aは清々しい笑顔で雲雀を見た。
雲雀「はぁ……
とにかく行こうか」
A「うん！
やっぱ食べ歩きしたいよねー……」
早速辺りを見渡すA。
そして何かを見つけ、声をあげた。
A「あ！肉まん！」
Aは雲雀を置いて、サッサと走って行った。
呆れた態度でノロノロと後を追う雲雀。
A「肉まん１つ！」
店主「あいよ」
A「あ、恭弥。金払っといてー」
肉まんを受け取り、追いついた雲雀に言う。
雲雀「君……お金は？」
A「もっへひてないほー(持ってきてないよー)」
肉まんが熱いのか。
何を言っているのかよくわからない。
しかし、金は持っていないというのはわかった。
無言で雲雀は点主に金を渡した。
点主「まいど！」
２人は再び歩き始めた。
A「コレ美味い！
さすが中華街って感じ」
嬉しそうに食べるAを見て、雲雀が動いた。
Aが大きく口を開け、食べようとしたとき。
雲雀がAの手を掴んだ。
そして雲雀が口を開け、肉まんを食べた。
A「ちょっと！俺の肉まん！」
ワンテンポ遅れで怒鳴るA。
雲雀「買ったの僕だし」
ニヤニヤと笑う雲雀。
それを見て、Aは怒り出した。
A「もうあげねェーからな！」
雲雀「いいよ。
勝手にもらうから」
A「フン！食えるもんなら食ってみろ！」
すると雲雀は最後の１口を食べてしまった。
雲雀「隙ありすぎ」
A「全部食べることないだろー！」
雲雀「知らない」
Aは肉まんを包んでた紙を握りしめた。
紙に怒りをぶつけている。
A「クソ……」
……待った。
さっきのって……
間接キスというものでは………！！
A「恭弥のバカ！！//」
雲雀「？」
顔を赤くして怒鳴るAに、理解が出来ていない雲雀だった。
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Ren(プロフ) - まつ姉さん» ありがとうございます！ｗｗ (2015年12月15日 13時) (
レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
まつ姉 - 骸のキャラ崩壊が面白いwwwwwwwwww (2015年11月30日 0時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - ヒバリン大好き人さん» 雲雀オチは私も好きなんです！ありがとうございます！まだまだ頑張ります！！ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
ヒバリン大好き人 - はじめまして！この小説、とっても面白いです！！ヒバリンオチが、とっても好きで、今まで見た中でも、一番面白いです！これからも、頑張ってくださいね♪ (2015年3月18日 20時) (レス) id: de4490dd3a (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 範人さん» 初めまして。本当ですか！？そう言っていただけて、とても嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2015年3月5日 22時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｒen | 作成日時：2014年10月3日 22時
