呪いの王の器は最恐の忍【零】

22話 ページ23

シン｢！！隊長！後ろ！！｣


敵｢死ねェ！！五条楓ぇぇ！！｣


『うるさいなぁ…しつこい男は嫌われるよ』


『【天照】！』


敵の忍は黒い炎に焼かれ、その場に倒れた。そして、楓の両目から血の涙が出てくる



『いてて…』

シン｢大丈夫ですか隊長！｣

『大丈夫……じゃないかもぉ…』

シン｢どっち！？｣←



『(天照って結構チャクラ消耗ヤベぇね…もうしんどいぃ〜疲れたぁ〜)』


『てか久しぶりに忍術使ってもうヘトヘト〜。シンラ〜おぶって〜』

シン｢えぇ……。まぁ、今回だけは｣

『お！やっさしぃ〜♪』


敵の忍も倒し、久しぶりに疲れ果てた楓は部下におぶって帰っていく



…だが




『！！』


背後に殺し損ねた2人の忍が部下と一緒に殺そうとしていた



『ﾁｯ!』


シン｢えっ、隊長！？｣


ドンッと手と足でシンラを前に押し出した



«ｸﾞｻｸﾞｻｯ»


シン｢隊…ちょ……ｻｧｧｧ｣


シンラの目の前には、皆が尊敬する五条楓の後ろ姿


だが、今回だけは違う。その背中から真っ赤な血が飛び散る



楓は、腹と心臓を刺された



『ｺﾞﾎｯ…』


シン｢隊長！！！！｣



敵｢ザマァ…みやがれぇ…！！｣


『はっ……なんだ？これで、勝ったつもりか…？』



『コレを使うのは…初めてだ……光栄に思えよ…クソ野郎！！』







『【領域展開・無量空処】』

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