呪いの王の器は最恐の忍【壱】

48話 ページ25

ナル｢うわぁ！！うわぁ！！モロだぁーーーー！！サスケのヤローやりすぎだろォーーーー！！ヽ(;ﾟ;Д;ﾟ;; )｣


だが、それはボンッと丸太に変わった


サス・ナル｢｢！！｣｣


ある木の影では……


カカ｢(あそこか……)｣


サスケの位置を把握していた



すぐにサスケは移動する



サス｢(くそ！また変わり身か…今の手裏剣で場所がバレたな！)｣

サス｢わざとスキ見せやがって！ざまあねェ…ワナにかかっちまった｣


『(あらら〜。ナルト以外もう皆いなくなっちゃった感じ？)』



『さてさて…私もそろそろ動こうかな』


……


サク｢(サスケ君…どこにいるのかな？！…まさかもう先生に…イヤ！サスケ君に限ってそんなことないわよねっ！)｣


«ｶﾞｻｯ»

サク｢！！｣


カカシを見つけて、すぐさま草陰に隠れたサクラ



サク｢(セーフ！気づかれてない……)｣


｢サクラ。後ろ｣


サク｢え？｣


後ろを向くと、そこにはカカシがいた



サク｢うわぁぁぁぁ！！！｣


………


一方ナルトは、クナイで縄を切ろうとしていた


ナル｢なぁにが"裏の裏を読め！"だ！｣

ナル｢ちくしょう！先生のワナにゃ、もう二度とひっかからねェーぞ！！｣

スタッと地面に着地したが、また縄がナルトの足を縛って、また木に吊らされた状態になった←


ナル｢ひっかかったってばよォーーーーー！！！｣



そんなナルトに近づく者が一人……



｢ナルト｣


ナル｢ん？…あ！お前ってば、楓！！｣

『や！来ちゃった！』


『ナルト〜。その縄、解いてあげよっか？』

ナル｢ホントか？！頼むってばよ！｣

『あ、でもその前に…私から頼みたいことあるんだけど』

ナル｢んあ？なんだってば？｣


『私と協力して、カカシのスズ取らない？』


ナル｢協力ぅ？｣

『そ！私と協力してやれば、スズ取れること間違いなし！ね？どーお？』

ナル｢うぅ〜〜〜ん………｣


ナル｢悪ぃけど、オレは一人でやるってばよ。次こそはぜってぇ負けねぇ！！｣


『ふぅ〜ん。そっか。ならいーや。バイバイ』


ナル｢えっ？！ちょっ、楓ぇ！！この縄、解いてくれってばよォーーー！！｣


『知らねぇよ自分でやれ』

ベーっと舌を出して、ナルトに背を向けて森の方へ歩いていった

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