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これは私が大学生の時の話


















太輔先輩に初めて会ってから



好きになるのに時間はかからなかった



















かっこいいし









大人っぽいし








すごく優しい











先輩を好きって人は沢山いたのに



















なぜか彼女の噂はなくて








かと言って女遊びの話もきいたことがなかった



















もうすでに、そんな人いるのかって話


















ただでさえそんな噂があったし







先輩はサークルにも入ってなかったから








近づけないって諦める子が多かったけど



















奇跡的にバイト先が一緒だった私は





先輩と会えるバイトの時間が大好きだった
















ずっと結婚式場での仕事に興味があって始めた

ブライダルのアルバイト













バイトの関係上、土日は忙しくて

友達と遊ぶのは難しかったけど









それでも先輩と働ける時間が嬉しかった



















「先輩お疲れ様です!」




「青木もお疲れ様っ」














こんなひと言会話でもただただ嬉しくなってたっけ



















日を重ねる度に

だんだん仲も良くなって



バイト終わりにはご飯にも行った
















ついに連絡先が交換できた数日後















今日のバイトの役割表を見よ










今日も先輩と担当同じだったらいいな












そう思っていたのに





それから先輩の名前を見れたことはなくて

















先輩が













急にやめたことを後日知った

5→←3



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作者名:はるっちょ | 作成日時:2022年2月14日 0時

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