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テイワットの貿易港璃月。
そこに明るい声が2つ、楽しそうな音を奏でながら響かせていた。
空「今日の依頼は鍾離先生からの依頼らしいけど、またモラがないとかじゃないといいんだけど。」
パイモン「安心しろよ空！その時は頼りになるオイラたちの財布がいるじゃないか🎶」
2人は、今日の依頼について話しながら鍾離のいる講談場所へ足を進めた。
空side
「___んであるからして、我らの岩王帝君は､､､」
パイモン「鍾離ー！来たぞ〜！」
鍾離「あぁ。待っていたぞ。空、パイモン」
空「こんにちは、鍾離先生。依頼を受けに来たよ。」
講談師の話を茶を飲みながら聞く鍾離先生を見つけた俺は、今日も講談聞いてるんだなぁと思いながら声をかける。
こっちの存在に気づいた先生は、俺達を見て「あちらで話そう。」と立ち上がり、移動した鍾離先生の後をパイモンとつけて行く。
俺達が着いたのは港から少し離れた岩山。
ここは弧雲閣を含めた璃月の港を一望できる綺麗な場所だ。
景色に見とれていると「さて、本題に入ろうか」と言った先生の声に目線を移動させる。
パイモン「今回は、どんな依頼なんだ？」
と聞くパイモンの問にいつもに増して真剣な顔立ちになる先生。そんなに難しい依頼なのかと、少し身構える。
鍾離「実は、とある人物を探して連れて来て欲しいんだ。」
空「ある人物？」
先生からの人探し依頼珍しいというか、初めて？
鍾離「あぁ、正確には璃月の仙人だ。この璃月を守っている1人。」
パイモン「え?!仙人ってまだ居たのか!?オイラてっきりもうこれ以上居ないのかと。」
先生からの依頼内容に驚くパイモン。俺も驚いてる。
空「確かに。送仙儀式の事件の時も、魈達から他に仙人がいるなんて聞いたことないし、申鶴の時も煙緋くらいしか､､､。」
パイモンと2人で頭を捻りながら過去の仙人達との会話を振り返り唸る。そんな俺達に先生が声をかけてきた。
鍾離「知らないのは当然だ。なぜなら岩王帝君以外の璃月に住むもの全てが、アイツを嫌っていて憎んでいるからだ。」
信じられないとしか言えない。こんなに人間が動かす国になったにしても、璃月での仙人や岩王帝君の信者は沢山居る。なのに、嫌われた仙人がいることへの驚きが大きかった。
空「皆が嫌っている？そんな仙人ホントにいるの？仲間からも？」
鍾離「これ以上は言えん。気になるなら、人に聞いてみるといい。その人物の名は、來だ。」
俺とパイモンは先生と別れ依頼をする為港へ向かった。
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シロ(プロフ) - コメント失礼します。オリジナルがついてますよ。 (2023年2月11日 12時) (
レス) id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
蔓茘枝 - うおおお...もう面白いです()仙人のお話どちゃくそ好みです!!続きが気になるやつやああああああ 体調に気をつけて更新頑張って下さい!!! (2022年9月11日 1時) (レス) id: 3fdbb0f866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村黒猫(ソン・ヒイマオ) | 作成日時：2022年9月4日 17時
