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面接が終わった途端、俺は人事部こと同じ広報課の３班の班長であるジョンヒョンさんの所に向かった。
意外と俺は行動派の人間。
仕方ない。
一目惚れしたんだ。
それなら行動するしかないだろ。
ベク「ジョンヒョンさん」
ジョンヒョン「おーこれはこれはビョン上官」
ｷﾞﾛｯと俺はジョンヒョンさんを少し睨む。
そう、俺にビョン上官とあだ名を付けたのはこの人。
自分に厳しく人に厳しい俺は、若い時やらされてた新入社員の教育係の時に「鬼上司」と言われていた。
それが気づけば「鬼教官」になっていて。
まぁもう新入社員の教育係なんてやることはないだろう、と思った班長に昇格した去年。
『よぉ！鬼教官から鬼上官に昇格おめでとう！』
余計なことを言い出したジョンヒョンさん。
その「上官」という響きがなぜか周りの人間が気に入ったらしく、気づけばあだ名は「ビョン上官」
まぁそんなこと、今はどうでもいい。
ジョンヒョン「今年すごい良い子いたよ！イ･テミンっていう子。
多分他の課も狙ってく、」
ベク「あの子に内定出してください」
ジョンヒョン「は？あの子ってどの子」
ベク「Aさん」
あぁ、俺重症かも。
名前を口にしただけで心臓が鳴る。
ジョンヒョンさんは手に持ってるタブレット端末を操作して「んー」と顔を顰める。
ジョンヒョン「この子ねぇ〜特に印象残ってないや。
別に経歴や内面で光るものがあるわけでは、」
ベク「あります。作ります。俺の所に回してください。」
普段の俺とは違うからだろうか。
ジョンヒョンさんは「お前……」と驚いた顔をしてから、ﾆﾔｧ……と笑ってから「なるほどねぇ」と言う。
あぁ、察された。
ジョンヒョン「いいよ。内定出してあげる。」
ベク「！」
ジョンヒョン「その代わりにドラフトのジャンケン、絶対勝ってイ･テミンを捕まえてきて」
ベク「はい」
ジョンヒョン「あ、あとAさんがベクと同じ班だったら教育係やってね」
ベク「はい……って、はい！？」
ジョンヒョン「ビョン教官カムバックだね。
ま、彼女が６班を希望したらだけど。」
その言葉を聞いて思った。
そうだ、まだあの子が俺の班に来るって決まったわけじゃねーじゃん。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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