5 ページ30
.
テミン「行くよ」
A「んん？」
テミンは私に有無を言わせずそのまま引きずる。
摩擦熱がーーーーー！
ソラ「ちょっと……！テミン君、そこ班長クラスの仮眠室よ」
突然のソラさんの言葉にテミンはピタッと止まると
テミン「ビョン上官が僕のために取ってくれました」
A「んん！？！？」
ソラ「……にしても男女2人で仮眠室に入るのは見過ごせないわ」
テミン「……」
つーか何言ってんのテミン。
ビョン上官から連絡来たの私だし！！
言い返そうとしたけれど
A「ぬおおおおおおおおおおお」
テミンに持ち上げられた体。
出た！！出たよ！！！！
テミンの必殺技！！！！！！！
高所恐怖症な私を黙らせたい時にテミンが使う最低だけど最高に効果があるコレ。
通称
“抱っこ”
いや、通称じゃなくてもわかるわ……。
じゃなくて！！！
落とされないように私はｷﾞｭｯとテミンにしがみつく。
テミン「一言でも言葉を発してみな。ぐるぐる回ってから落とすよ。」
A「いやだ！いやだ！！いやーーーーー！離さないでーーー！」
ぎゅうぎゅう首を絞めてるんじゃないかってレベルでテミンに抱きつく。
そしてテミンは超笑顔で言った。
テミン「ほら、この子僕がいないと寝れないんで」
.
A「し、死ぬかと思った……」
テミン「……めんどくせぇなあの女」
A「え？」
テミン「なんでもない」
入った仮眠室。
テミンは私をベットの上に下ろして、それから隣に寝転ぶ。
テミン「膝借りるよ」
A「はいよ」
テミンはそのまま座ってる私の膝(というか太もも)に頭を乗せる。
そういえばこの前ビョン上官とこんなことあったな。
A「テミン」
テミン「寝た」
A「起きてんじゃん。ねぇ、猫のマーキングって額引っ掻くんでしょ」
テミン「あぁ、あれ嘘」
A「嘘！？！？」
テミン「大声出さないでよ僕寝てるんだから」
いや、起きてるでしょ。
テミンは目の上に手を乗せたまま話す。
テミン「暇だから嘘ついた。誰かにやったの？」
A「やややってない！」
テミン「ふうん」
先生！！！！
今こいつニヤつきました！！！
テミン「そういやAどうすんの？もうすぐ研修期間終わるじゃん。
ビョン上官の班から離れるの？」
A「え？」
テミン「研修期間。もう終わるよ？」
え、え、え？
そうなの！？！？！？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5882人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
