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助手席に座ってビョン上官を見上げる私と、ドアを開けたままシートベルトに手を掛けてるビョン上官。
おぉ。シュールな絵。
そして何より、近くで見るとビョン上官は顔が整ってる。
黙っていればかっこいいのになぁ〜。
そんなふうに思ってたら、
ベク「……黙れガキ」
A「うおっ」
軽くチョップを落とされて、そのままｶﾁｯと留められるシートベルト。
ビョン上官は助手席のドアを閉めると、反対側に回って運転席に乗り込む。
ベク「寒い？」
A「へ、平気です」
ビョン上官は後部座席に手を伸ばして
ベク「一応これ掛けとけ」
A「わ！……あ、ありがとうございます」
膝に掛けられたブランケット。
り、リラックマ！？女物でしょこれ！！
ま！まさか
か！の！じょ！！！！！
後部座席をﾁﾗｯと覗けば、ゲームセンターの袋に詰められたリラックマのぬいぐるみと……なんだあれ？ガラスの机？
どちらにしろ女性の持ってそうな物ばかり！
後でテミンに教えてやろう！
これは特大ネタだぞ！
ビョン上官はキーを差し込んでエンジンをかける。
A「安全運転でお願いします」
ベク「うるせえクソガキ」
少し笑って言うビョン上官。
車はゆっくりと進み出した。
ベク「今日の現場、少しめんどくさいライバル事務所いるから俺から絶対離れんなよ」
A「イケメンですか？」
ベク「なんですぐ男だと思うんだ。まぁ男だけど。
顔は整ってるよ。それもかなり。」
おお！！！
それは面食いな私からしたらラッキー案件じゃないか！
ベク「それから今日、昼食ってる暇ないから」
A「えぇ〜！？」
ベク「代わりに夜、いいもん食わせてやるから」
A「やったー！！！……って、」
え？
は？
タイミングよく赤信号。
A「よ、る？」
ベク「食わねーの？」
ビョン上官はハンドルを握ったままこちらを向く。
A「私昨日、もんじゃ焼きでお金使い果たして財布にお金入れてません……」
ベク「いいよ。奢る」
A「いや、いいっす！！！」
ベク「バカ。後輩と飯行って財布出させるわけねーだろ。
黙って奢られてろ。代わりに今日の仕事中は絶対俺の手の届く所にいること。」
ビョン上官はそれだけ言うと前を向いた。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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