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とりあえず言われた通りに外に出る仕度をする。
ビョン上官曰く、今日は有名テレビ局である『高原テレビ』に行くらしい。
どうやらNFの照明と専属契約するかも、という話だ。
けれどライバル事務所である所と少し揉めてると聞いた。
自分の名前の書かれた札を、既に外出板に移してるビョン上官の隣に移動する。
そういえば、なにがキッカケでビョン上官は鬼上司って言われるようになったんだろう？
まぁいいや。
私は最後に靴を履き替えてからエレベーターを下り、玄関へと向かう。
外に出てどんな車なんだろう？と思った時だった。
テミン･A「「あ」」
目の前からやってきたテミン。
その姿からは朝の寝癖や超不機嫌な態度は見受けられない。
完全に期待のルーキー。
テミン「おはよ」
A「テミン後で殴る」
テミン「お陰様でよく寝れて無事完璧テミンとして今日もやっていけそうです。」
テミンは悪びれる様子もなく「あはは」と笑う。
そんなテミンの胸板をとりあえずﾊﾞﾝﾊﾞﾝ叩いといた。
テミン「ってかこんなところでAなにやってんの」
A「それがさ、これから遅刻のせいでビョン上官と外回りだよ。
長くなるから残業もあるっぽい。」
テミン「なにそれロックじゃん」
テミンがそう言って笑った瞬間
ベク「おい」
A「うぉっ！？」
後ろから聞こえた低い声。
振り返れば不機嫌そうなビョン上官。
ベク「お前レベルのクソガキは遅刻した故に上司に車を取りに行かせた挙句、同期と話してんのか」
A「いるならいるって言ってくださいよ！心臓止まるかと思った！」
ベク「永遠と止まってろクソガキ」
な、なんだと……！？
そんな私と上官を見たテミンは「あはは」といつものように笑ってから
テミン「じゃ、行ってらっしゃいです。
あ、そうだA。鍵はいつも通りポスト入れといたから。」
ベク「は？」
A「おっけー」
では、と言って頭を下げていなくなるテミン。
ビョン上官はなぜか私をｼﾞｰｰと見る。
A「な、なんすかなんすか」
ベク「……なんでもねぇ。行くぞ。」
勝手に先に行ってしまう上官を慌てて追いかければ、一つの車の助手席のドアを開けてくれる。
A「し、失礼します」
うわ！めっちゃいい香り！
っていうか
A「シートベルト自分で付けれます！！」
近い！
私のシートベルトを引こうとした上官。
目が合った私達の距離は10cm。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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