好きなあの子を捕まえろ【あんスタ】 (ページ10)

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第八話雪美は天使← ページ10

雪美視点

雪美「誰もいないよな？」

俺は周りを見渡す

雪美「いないな。ふぅ。...うにゃ！?」

安心したのも束の間。
誰かに腕を引かれた。

かと、思いきや持ち上げられた。

ん？

雪美「......っ⁉
おろせー‼あげるなぁぁぁ‼‼」

ジタバタと暴れていると
見事に相手の顔に足がクリーンヒット‼

？「っ‼」

相手がひるんだ隙に、手から離れる。

雪美「ハッ‼」

俺は気付いた。
俺たちの誰かを追いかけているのは
＂アイドル＂だと。

？「ふふふ。
痛いなぁ？だが、雪美からの蹴りだ‼
だから痛くも痒くもないぞ☆」

痛くないって、最初痛いって言ってましたよね⁉

待て。俺は今、捕まっているんだろ？
俺にタッチしてたし。

誰だ？まさか、あの皇帝か?
いやいや、言葉的に違うだろうな。
スバルか⁉

顔をあげるとスバルでもない、千秋だった。

う～ん、ハズレか。

千秋「さあ‼雪美‼
命令だ‼俺を抱きしめ...グフ」

あ。殴られた。可哀想に。
それにしても一体誰が千秋をなぐ...⁉

お..お姉ちゃん⁉

？「雪美ちゃん♪
んもう。後ずさりしなくてもいいのに～？」

灰色の髪に、青い瞳これだけだと
泉としかおもわないが
俺には泉に似た人物を知っている。

その人の名が
瀬名いずな

泉の双子の姉である。

しかも、俺を追いかけてくる人物だ。

俺の中の苦手ランキングでは
上位3位だ。

ちなみに理由は
追いかけてくるから
勝手に写真撮ったりするから
人の部屋の鍵を勝手に作る
などなど数え切れないくらいある。

いずな「雪美ちゃん♪
一緒に行動しようね♪」

ああ。死んだ←